2023年もあと数日で終わります。今年は「生成AI元年」といえるくらいAIのパワーが炸裂しましたね。少なくとも私には「生成AI」に関して衝撃的で刺激的な一年でした。
とくにOpenAIのChatGPTの進化が凄まじかったです。11月からは、有料版のプラスを使うと「マルチモーダル」になりました。
マルチモーダルとは、文章も画像もファイルの入力も出力も同じ画面で自由自在に使えるようになることですが、ChatGPTはこれがすごいです。
ChatGPTにブログネタのアイデアを出してもらいました
ということで、今回はブログ記事を書くためのネタをChatGPTに考えてもらいました。
そしてその質問と回答の流れをそのまま「ブログ記事」にしました(笑)
まず、「https://www.dm2.co.jp/tohdamikio」というURLをChatGPTに読み込ませてから質問を始めました。
まず10個のアイデアをだしてもらいました
https://www.dm2.co.jp/tohdamikio
というURLに過去の記事一覧があります。
このブログに本日のブログを新規投稿するとしたらどのような題材がいいですか?
アイデアを10ほど列挙して、その理由を説明してください。
遠田幹雄氏が代表を務める経営コンサルタント会社のブログに適した新規投稿のアイデアを10個、日本語で提案します
- 中小企業の成功事例研究: 市場の変化に成功裏に対応した中小企業の事例を紹介し、戦略的コンサルティングの影響を示します。
- 中小企業経営の最新トレンド: デジタル変革、持続可能な実践、革新的なマーケティング戦略など、中小企業部門の新しい動向を探求し、ビジネスが先を行くための洞察を提供します。
- 業界専門家とのインタビュー: 中小企業に関連する分野の業界リーダーや専門家とのインタビューを行い、読者に多様な視点と専門的な洞察を提供します。
- ビジネスツールとソフトウェアのレビュー: 中小企業に利益をもたらす可能性のある新しいツールやソフトウェアに関する詳細なレビューを提供します。
- 中小企業向け政府支援プログラムのガイド: 政府の助成金、融資、支援プログラムに関する情報記事を提供し、ビジネスがこれらのリソースを理解し、利用する手助けをします。
- 市場分析と予測: 中小企業に関連する市場分析と予測を提供し、市場のトレンドや予測に基づいて、事業主が情報に基づいた決定を下すのに役立ちます。
- 起業家向けの個人開発のヒント: 中小企業部門の起業家やビジネスリーダーに不可欠な個人成長とリーダーシップ開発の戦略を共有します。
- 中小企業における技術とイノベーション: 中小企業の運営と成長における技術とイノベーションの役割について議論し、革新的なソリューションを成功裏に統合した中小企業の事例を紹介します。
- 効果的なオンラインマーケティングの戦略: オンラインプレゼンスとデジタルマーケティングの取り組みを強化するための実用的なヒントと戦略を提供します。
- 中小企業の財務管理と計画: 中小企業のニーズに合わせた財務計画、予算管理、投資戦略に関するアドバイスを提供します。
これらのトピックは、ブログの現在のテーマと一致しており、中小企業のオーナーやマネージャーをターゲットにした貴重で魅力的なコンテンツを提供します。
さらに10個のアイデアを出してもらいました
なるほど、的確でナイスなアイデアをありがとうございます。
もっと多様性を広げたいのでさらにアイデアを10出してください。
もちろんです。さらに多様性を広げるための10個のブログ投稿アイデアを提案します。
- 成功するための時間管理術: 効率的な時間管理と生産性向上のためのヒントや戦略を紹介します。
- 環境に優しいビジネスモデル: 持続可能性に焦点を当てたビジネスモデルやエコフレンドリーなイニシアティブの事例を探求します。
- 従業員の福利厚生とモチベーション: 従業員の満足度と生産性を高めるための福利厚生やモチベーション向上策を提供します。
- 国際市場でのビジネス展開: 中小企業がグローバル市場で成功するための戦略や課題について説明します。
- リモートワークとデジタル化の影響: リモートワークやデジタル変革が中小企業に与える影響と対応策を論じます。
- スタートアップ企業の挑戦と成功: 成功したスタートアップ企業の事例や挑戦を紹介し、彼らの戦略を分析します。
- ネットワーキングとビジネス関係の構築: 効果的なネットワーキングの技術やビジネス関係の構築方法についてアドバイスします。
- 中小企業のためのリスク管理: 中小企業が直面するリスクを特定し、それらを管理する方法を提案します。
- 顧客関係管理の最適化: CRM(顧客関係管理)の重要性とそれを最適化する方法を探ります。
- 新興市場への進出戦略: 中小企業が新興市場で成功するための戦略と市場調査の重要性を強調します。
これらのアイデアは、ブログの内容を多様化し、より広い範囲の読者に魅力的な情報を提供するのに役立ちます。
調子にのってさらに10個のアイデアを要求しました
なるほど。
まだ10個くらいのアイデアありますか?
もちろんです。さらに10個のブログ投稿アイデアをご提案します。
- 起業家のためのストレスマネジメント: 起業家が直面するストレスとそれを管理する方法について考察します。
- ビジネスイベントと展示会の活用法: イベントや展示会を効果的に活用する方法と、そこから得られるメリットを解説します。
- 中小企業のためのブランディング戦略: 効果的なブランディングの重要性と、それを実現するための戦略について説明します。
- 企業文化の構築とその重要性: 強力な企業文化を構築する方法と、それがビジネスに与える影響について論じます。
- データ駆動型意思決定の力: ビジネスでデータを活用する重要性と、それによる意思決定の改善について探求します。
- 中小企業向けのサプライチェーン管理: 効率的なサプライチェーン管理の方法と、それがビジネスにもたらす利点を紹介します。
- ビジネスにおけるアジャイル手法の活用: アジャイル手法の基本と、それをビジネスに適用する方法について説明します。
- 中小企業のためのサステナビリティ戦略: 持続可能なビジネスモデルの重要性と、それを実現するための戦略について考察します。
- 中小企業における人材育成とトレーニング: 効果的な人材育成プログラムの開発と、それがビジネスに及ぼす影響について探求します。
- 競合分析と市場での差別化: 競合他社の分析方法と、自社を市場で差別化するための戦略について解説します。
これらのアイデアは、経営コンサルティングに関連するテーマを広げ、中小企業経営者や起業家に有用な知識を提供することを目的としています。
30個のアイデアからベスト3を選んでもらいました
全部で30個のアイデアを出してもらいました。ありがとうございます。
さて、この30の中で今年の題材として3つ選択するとしたらどれがいいかについて提案してください。また提案理由とその題材についての文章記入例もつけてください。
2023年のブログのテーマとして、以下の3つの題材を提案します。
これらは現代のビジネス環境の重要な側面を反映しており、読者に価値ある洞察を提供することが期待できます。
こうして3つの題材を選んでもらいました。
その題材の選択理由や記入例とともに、サムネールとなるイメージ画像もChatGPTで生成しましたので、セットでご覧ください。
環境に優しいビジネスモデル
理由: 持続可能性は現代ビジネスの重要なトピックであり、中小企業がエコフレンドリーな実践を取り入れる方法を探求することは、社会的責任と経済的利益の両方に貢献します。
記事例: 「緑の波に乗る – 中小企業が取り組むべきエコフレンドリーなビジネスモデル」と題した記事では、再生可能エネルギーの利用、廃棄物削減戦略、環境に配慮した製品やサービスの開発など、持続可能なビジネスプラクティスについて探求します。
データ駆動型意思決定の力
理由: ビジネスにおいてデータを活用する能力は、より効果的な戦略を導くために重要です。中小企業がこのアプローチを採用することで、競争力を高めることができます。
記事例: 「データを活かす経営 – 中小企業がデータ駆動型意思決定で成功する方法」という記事では、データ分析の基本原則、有用なデータソースの特定、意思決定プロセスへのデータの統合方法について説明します。
リモートワークとデジタル化の影響
理由: コロナウイルス感染症のパンデミック以降、リモートワークとデジタル化は新しい働き方の基準となりました。中小企業がこれらの変化にどのように適応し、利点を最大化するかは重要なテーマです。
記事例: 「デジタル時代の働き方 – 中小企業がリモートワークとデジタル化を活用する方法」という記事では、リモートワークの効率的な管理、デジタルツールの選択、従業員のエンゲージメントの維持について掘り下げます。
ブログ記事を生成AIで作成できるようになりました
ブログ記事でAIを使うことの功罪について
このようにブログ記事を生成AIで作成することができるような世の中の環境になりました。本当にすごいですね。上記の内容については、ほとんどChatGPTが生成した文章のままです(笑)
・URLを読み込ませてブログの過去の記事の特徴を分析
・アイデアを30個列挙
・その中からベスト3を選択し文章の案も記述
・さらにその3つの記事のサムネール画像も生成
もう万能です。
しかし、簡単にこのようなやり方に飛びつくことには功罪がつきまといます。ブログ記事を生成AIで作成することは、現代のコンテンツ制作に革命をもたらす可能性がありますが、利点と欠点が存在するからです。
そこで、ブログ記事を生成AIで作成することの問題提起をしたうえで、うまく生成AIを使ってブログ記事を合理的に作成するよい方法について考察を深めてみました。
AIブログ記事生成のメリット
- 時間の節約と効率化:
AIは短時間で記事を生成でき、人間が行うリサーチや執筆にかかる時間を大幅に削減できます。 - 多様なスタイルとトーン:
AIは異なる書き方やトーンを模倣できるため、幅広い読者層にアプローチすることが可能です。 - コンテンツの多様化:
AIは様々なトピックについて記事を生成できるため、多様なコンテンツを提供できます。
AIブログ記事生成のデメリット
- 個性やオリジナリティの欠如:
AI生成の記事は時に個性や独自の視点を欠くことがあります。 - 情報の正確性の問題:
AIは時として誤った情報を提供するリスクがあり、ファクトチェックが重要になります。 - 読者とのつながりの欠如:
AIは個人的な経験や感情を記事に反映させることが難しく、読者との深いつながりを築くことが難しい場合があります。
AIを活用したブログ記事の効果的な作成方法
- AIの役割を明確にする:
AIを使う目的を明確にし、どの部分を人間が担当し、どの部分をAIに任せるか決めます。 - ファクトチェックと校正:
AIによって生成されたコンテンツは、正確性と品質を保証するために人間がチェックする必要があります。 - 個性とオリジナリティの追加:
AIで生成した記事に、個人的な見解や体験を追加して、オリジナリティを高めます。 - 読者のフィードバックを活用:
読者からのフィードバックを収集し、それを記事の改善に活用します。 - 倫理的かつ責任ある使用:
AIを使う際は、倫理的なガイドラインを守り、誤った情報や不適切なコンテンツを避ける責任を持つことが重要です。
AIを活用したブログ記事作成は、これらのガイドラインに従い、人間のクリエイティビティや判断力を適切に組み合わせることで、効果的かつ倫理的に行うことができます。
生成AIを活用するには自社独自のガイドラインが必須ですね
情報発信する企業としては生成AIの活用に関するガイドラインを作成し、自らそのガイドラインを遵守していくという方針をだすことが大事になってきたと感じます。もはや必須レベルでしょう。
情報発信を行う企業として、生成AIを活用する際には、以下のようなポイントを含むガイドラインの策定と遵守が非常に重要になります。
- 透明性の確保:
AIによって生成されたコンテンツであることを明確にし、読者が情報の出所を理解できるようにします。 - 品質管理:
AIが生成したコンテンツは人間がレビューし、品質基準に適合しているか確認する必要があります。 - 倫理的使用:
AIを使って誤情報や偏見を拡散しないように注意し、公正かつ倫理的な利用を心がけます。 - 法的遵守:
著作権、プライバシー、データ保護などの法的規制を遵守することが必要です。 - 目的と範囲の設定:
AIを使う目的を明確にし、その使用範囲を定めます。 - フィードバックの収集と反映:
ユーザーや読者からのフィードバックを収集し、AIの使用方法を常に改善し続けます。
これらのガイドラインは、企業の信頼性を保ち、読者に価値ある情報を提供するために不可欠です。AIの技術進化に合わせて、これらのポリシーも定期的に見直し、更新することが望ましいでしょう。
株式会社ドモドモコーポレーションの生成AI活用ガイドライン
当社は生成AI活用のガイドラインについて、2023年8月に策定し公開しています。
本ガイドラインは、働くみなさんが株式会社ドモドモコーポレーションの業務でChatGPTやGoogleBardなどの生成AIを利用する際に注意すべき事項を解説したものです。
生成AIは、業務効率の改善や新しいアイデア出しなどに役立つ反面、入力するデータの内容や生成物の利用方法によっては法令に違反したり、他者の権利を侵害したりする可能性があります。本ガイドラインをよく読んでいただき、生成AIを上手に利用してください。
なお、このガイドラインは
にあるように、東大の松尾豊先生が発表したガイドラインの案をもとにして作成しています。
この記事を書いた遠田幹雄は中小企業診断士です
遠田幹雄は経営コンサルティング企業の株式会社ドモドモコーポレーション代表取締役。石川県かほく市に本社があり金沢市を中心とした北陸三県を主な活動エリアとする経営コンサルタントです。
小規模事業者や中小企業を対象として、経営戦略立案とその後の実行支援、商品開発、販路拡大、マーケティング、ブランド構築等に係る総合的なコンサルティング活動を展開しています。実際にはWEBマーケティングやIT系のご依頼が多いです。
民民での直接契約を中心としていますが、商工三団体などの支援機関が主催するセミナー講師を年間数十回担当したり、支援機関の専門家派遣や中小企業基盤整備機構の経営窓口相談に対応したりもしています。
保有資格:中小企業診断士、情報処理技術者など
会社概要およびプロフィールは株式会社ドモドモコーポレーションの会社案内にて紹介していますので興味ある方はご覧ください。
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遠田幹雄が利用しているSNSは以下のとおりです。
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チャットワーク https://www.chatwork.com/tohda
また、投げ銭システムも用意しましたのでお気持ちがあればクレジット決済などでもお支払いいただけます。
※投げ銭はデジタルコンテンツ購入という通販のしくみにしました。
※投げ銭は100円からOKです。シャレですので笑ってください(笑)