「能登半島地震・防災対策ガイド」というChatGPTのカスタムGPTを作成しました。防災に関する情報は多岐で多様ですので、チャット形式で質問に回答できるようなしくみがあるといいなと思ったからです。
AIは、もっともらしい嘘をつくという「ハルシネーション」が起きる可能性があるので、極力それが起きないように出典が明らかな行政サイトからデータを取得し「ナレッジ」としてアップロードし学習させて使っています。
「能登半島地震・防災対策ガイド」
ChatGPTのカスタムGPT(GPTs)で作りました
上記のリンクからご利用いただけます。
(ただし、ChatGPTプラスの契約がないと利用できないようです)
出典情報は行政サイトからです
災害ガイドのGPTsを作成したという人のnoteをみて、能登半島地震に関する専用のカスタムGPTを作成しようと考えました。
このカスタムGPTもかなり使えます。とてもすばらしいアイデアで即実行されたことには感心しました。
しかし、このカスタムGPTがナレッジとしている出典情報は、「東京くらし防災」、「東京防災」というように、東京での災害を対象にしたものだと思われます。たしかにそのまま使える情報も多いのですが、高層マンションが多い都市部を想定した防災対策と、過疎地で木造一戸建てが多い北陸の防災対策は若干の違いがあります。
そこで、独自に石川県の防災対策情報を盛り込んで作成しようと考えました。
現在、この「能登半島地震・防災対策ガイド」というカスタムGPTの「ナレッジ」として活用した情報の出典は以下のとおりです。
東京都防災ホームページ
https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/1028036/1028051/
石川県防災ポータル
https://pref-ishikawa.my.salesforce-sites.com/
石川県・令和6年能登半島地震に関する情報
https://www.pref.ishikawa.lg.jp/saigai/202401jishin.html
令和6年能登半島地震による災害に関する中小企業・小規模事業者を支援するための緊急相談窓口の設置について
https://www-pref-ishikawa-lg-jp.cache.yimg.jp/kinyuu/keieishien/060101_jishinmadoguti.html
今後、ナレッジとして学習したほうがよいと思われる内容を追加したり、修正したりしていくつもりです。
防災対策ガイドの利用例
いくつかの想定質問で回答をしてもらいました。利用例として紹介しておきます。
防災対策ガイド 動作の様子(動画)
令和6年1月1日に起きた元半島地震の概要を教えてください。
と音声入力し、回答を得た際の一連の動きをiPhoneの動画で記録しました。
地震の後、水が足りません。どうすれば水を手に入れることができますか?
という質問を音声入力してテキスト化したうえで、回答を得た際の一連の動きをiPhoneの動画で記録しました。
※You Tubeにアップロードしました
自家用車から離れて避難するときの注意点は?
避難所に退避していますが、水が使えずトイレに困っています。どのようなことに注意すればいいですか?
災害のあとの復興の道筋をどう考えるか?
能登半島地震に被災した場合に、行政からどのような支援を受けることができますか?
行方不明者のことはわかりますか?
※行方不明者のことについては、1月4日の石川県のホームページに記載がありましたので、そのテキスト内容をこの「能登半島地震・防災対策ガイド」のナレッジに追加したところ、ちゃんと回答するようになりました。(2024年1月5日朝修正)
このカスタムGPTはあくまで参考としてご利用ください
このカスタムGPTは必ずしも正しい回答を得ることができるとは限りません。利用にはご注意ください。
この記事を書いた遠田幹雄は中小企業診断士です
遠田幹雄は経営コンサルティング企業の株式会社ドモドモコーポレーション代表取締役。石川県かほく市に本社があり金沢市を中心とした北陸三県を主な活動エリアとする経営コンサルタントです。
小規模事業者や中小企業を対象として、経営戦略立案とその後の実行支援、商品開発、販路拡大、マーケティング、ブランド構築等に係る総合的なコンサルティング活動を展開しています。実際にはWEBマーケティングやIT系のご依頼が多いです。
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