蕎麦(そば)

蕎麦湯がどろどろっとして濃厚で深い味わいだと、昼時の蕎麦は蕎麦と蕎麦湯で二度楽しむことができる

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蕎麦湯というより「飲む蕎麦」に近い蕎麦好きにとっては蕎麦はお腹を膨らますための昼食というより、香りや味わいを楽しむ嗜好品に近いかもしれない。とくに香り立つ味わい深い蕎麦はじっくりと楽しみたいものだ。そしてその蕎麦のフィニッシュでいただく蕎麦湯は濃厚な方が好きだ。これまでいろんな蕎麦湯を飲んだが、今の佐野蕎麦の蕎麦湯は驚くほど濃厚でどろどろっとしている。これは蕎麦湯という領域を超えている。普通の蕎麦屋の蕎麦湯の十倍は濃い!蕎麦湯というより「飲む蕎麦」に近い。ありがたくおいしく、どろどろの蕎麦湯をいただいた。

佐野蕎麦は、もちろん蕎麦がうまい。これは田舎蕎麦。今年から蕎麦を太めに切るようにしたので、太くて固くてガツンと蕎麦の味と香りを楽しめる究極の蕎麦だ。
田舎蕎麦

佐野蕎麦十割蕎麦の佐野蕎麦
福井県鯖江市本町2丁目2-22藤田ビル1F
差の蕎麦には、普通、田舎、荒挽きと、3種の蕎麦がある。個性的な粗挽きは「あばさけ蕎麦」という別途のネーミングがあり、一番人気だという。たしかに強く味わい深い個性的な味なので強烈な印象が残るうまい蕎麦だ。一品だけを頼むなら粗挽き蕎麦(あばさけ蕎麦)を食べてほしい。