新蕎麦シーズンが本格的に到来した。越前そばで知られる福井県の蕎麦産地でも地物の蕎麦を使った新蕎麦の蕎麦粉や新蕎麦が蕎麦屋の店頭に出まわるようになってきた。
昨日、福井市で蕎麦を生産している農業法人が自家製粉した手打ち蕎麦の新蕎麦を調達できた。早速、自宅に帰ってから茹でたてをいただいた。やはり新蕎麦は香りの立ち方が強烈で、味わいもいい。
福井県産の新蕎麦
新蕎麦は冷蔵の発砲スチロールに保冷剤と入れてあり、蕎麦は打ち粉の白い粉がたくさんまぶされている。生そばの状態でも蕎麦の香りがとても立っていた。晩秋の旬を感じる新蕎麦である。
蕎麦は、農業法人のハーネス河合が、蕎麦の栽培から石臼挽き、そして蕎麦打ちまでを一貫して行なったものだ。ハーネス河合さんは蕎麦打ち名人の樅山甚太郎(もみやまじんたろう)氏との縁が深い。以前、この名人を蕎麦を食べたときもその旨さに感動した記憶がある。
蕎麦をゆでたあとの茹で汁が、とろとろで濃厚な蕎麦湯になった。この蕎麦湯がまたうまい。何杯もおかわりしていただいた。
おいしい新蕎麦に感謝。
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