金沢勤労者プラザの通称は「きんぷら」である。金沢駅駅西方面にあり貸し会議室などが豊富にある公共施設として、石川県民および金沢市民に多数利用されている。さて、この名称の「きんぷら」の「きん」は、金沢の「きん」なのか、勤労者の「きん」なのか?
どうやら勤労者の「きん」のようである。なぜなら、「きんぷら」は金沢市だけでなく石川県も同額を出資して設立した公的な法人であり、石川県も出資している以上、金沢市を強調しすぎることには違和感があるからである。
「きんぷら」の正式名称は「財団法人石川県金沢勤労者プラザ」である。
施設としての金沢勤労者プラザは、昭和59年10月に国の外郭団体である旧雇用促進事業団、現在の雇用・能力開発機構と、石川県及び金沢市の共同出資により建設。
施設の管理運営は、旧雇用促進事業団の委託を受けて、県と金沢市が行うこととされたことから、同施設の運営主体として、昭和59年4月に、県、金沢市それぞれ各500万円の出資で、基本財産1,000万円の財団法人が設立された。
きんぷらは「石川県民・金沢市民のための福祉の向上、健康の増進、職業能力の開発向上」を目的として、昭和59年11月にオープンした施設である。
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