対話型AIを活用しましょう!というテーマで勉強会講師をさせていただきました。金澤レディース政経会の中にある経営委員会というグループが、独自で生成AIの勉強会を開催したいということで講師をさせていただきました。
熱心な女性経営者ばかりの参加で、参加者のほとんどがすでにChatGPTを活用しているようで、知的レベルの高さに驚きました。
金澤レディス政経会の経営研究会の勉強会
金澤レディース経政会の会長は森八の中宮女将さん、今回の勉強会を実施した経営委員会の委員長は萩原扶未子さんです。今回このような機会をくださいましてありがとうございます。
内容は生成AIに関する勉強会でした
対話型AIを活用しましょう!ということでChatGPTの有料版活用に関する内容が中心になりました。
ChatGPTは1年間でおそろしいほど進化していますね。
想定事例で実際にChatGPTを使ってみました
パワポのスライド資料だけではなく、実際にChatGPTを使って想定事例で実演をしてみました。そのやりとりは以下のとおりです。
能登半島地震の影響で金沢にくる観光客が減少しています。そのため金沢市内にある当社(和菓子店)の客数も減少しています。この対策にはどのようなことをすればいいですか?
商工会議所の指導員さんのように回答してください。
金沢市内の和菓子店として、能登半島地震の影響による観光客の減少に対応するためには、いくつかの戦略を考慮することが重要です。以下に具体的な提案をいたします。
- オンライン販売の強化: 実店舗への来客数が減少している中で、オンライン販売チャネルを強化することは非常に重要です。自社のウェブサイトやECプラットフォーム(楽天市場、Amazonなど)での販売を活性化させ、全国の顧客にアプローチしましょう。
- SNSマーケティングの活用: InstagramやFacebookなどのソーシャルメディアを活用し、商品の魅力や店舗の特色を発信してください。限定商品の紹介やオンラインイベントを開催することも有効です。
- 地元コミュニティとの連携: 地元住民や周辺地域の顧客をターゲットにした販売戦略を立てましょう。地域のイベントやフェスティバルへの参加、地域限定の特別な商品の提供などが考えられます。
- 商品の多様化とイノベーション: 顧客のニーズに合わせた新しい商品の開発や、季節ごとの限定商品の提供などにより、新規顧客の獲得とリピーターの維持を図ります。
- PR活動とメディア露出: 地元メディアや観光関連のメディアを活用してPR活動を行い、店舗の知名度を高めましょう。プレスリリースの発行やメディアへの取材依頼などが有効です。
- 協力店舗や提携の拡大: 近隣のレストランやホテル、観光施設との提携を検討し、互いに顧客を紹介し合うネットワークを構築します。
これらの対策を通じて、現在の困難な状況を乗り越え、さらに事業の基盤を強化することが期待できます。ただし、これらの戦略は事業の性質や現在の状況に応じて調整が必要であることを念頭に置いてください。
いい提案をありがとうございます。
オンライン販売の強化を特に強化したいので具体策をおしえてください。
オンライン販売を強化するための具体的な戦略をいくつかご提案します。
- ウェブサイトの改善・最適化:
- ショッピング機能の充実: オンラインでの注文がスムーズに行えるよう、ユーザーフレンドリーなインターフェースを持つウェブサイトを構築してください。
- SEO(検索エンジン最適化): 検索エンジンでの可視性を高めるために、ウェブサイトのSEOを強化します。キーワードの選定やコンテンツの最適化が重要です。
- ソーシャルメディアを活用したプロモーション:
- Instagram、Facebook、Twitterなどで商品やプロモーションを積極的に紹介してください。
- インフルエンサーや有名人とのコラボレーションを検討し、商品の露出を増やします。
- メールマーケティングの活用:
- 定期的にニュースレターや特別オファーをメールで顧客に送り、リピート購入を促します。
- 新商品の発売や限定セールの情報をメールで告知し、関心を引きます。
- ECプラットフォームへの出店:
- 楽天市場、Amazon、Yahoo!ショッピングなど、既存のECプラットフォームに店舗を開設します。
- これらのプラットフォームでのレビューや評価を重視し、顧客信頼の構築を図ります。
- オンライン限定商品の開発:
- オンラインでのみ購入できる限定商品を提供することで、オンラインストアへのトラフィックを増やします。
- 季節やイベントに合わせた限定商品を計画し、継続的な関心を喚起します。
- デジタル広告の活用:
- Google広告やソーシャルメディア広告を活用して、ターゲットとなる顧客に直接アプローチします。
- リターゲティング広告を使い、過去にサイトを訪れた顧客に再度アピールします。
これらの戦略を組み合わせることで、オンライン販売の強化と売上の増加を図ることができます。ただし、これらの施策は継続的な分析と調整が必要であることを念頭に置いてください。
このなかではSEO強化に注目したいです。
和菓子屋としてなにをすればいいですか?
和菓子屋としてSEO(検索エンジン最適化)を強化するためには、以下のようなステップを踏むことが有効です。
- キーワードリサーチ:
- お店の特徴や提供する商品に関連するキーワードをリサーチします。例えば「金沢 和菓子」「伝統的な和菓子」「手作り 和菓子」など、潜在顧客が検索しそうなキーワードを抽出します。
- Googleのキーワードプランナーや他のSEOツールを使用して、関連キーワードの検索ボリュームや競合状況を調査します。
- コンテンツの最適化:
- ウェブサイトに高品質で関連性の高いコンテンツを提供します。商品の詳細、製造過程、原材料、歴史などの情報を盛り込みます。
- 選定したキーワードを自然にコンテンツ内に組み込み、検索エンジンが内容を正しく認識しやすくします。
- メタデータの最適化:
- タイトルタグやメタディスクリプションにキーワードを組み込み、検索結果で目立つようにします。これによりクリック率の向上が期待できます。
- モバイルフレンドリーなデザイン:
- スマートフォンでの閲覧に最適化されたウェブサイトデザインを採用します。Googleはモバイルフレンドリーなサイトを優遇する傾向にあります。
- ローカルSEOの強化:
- Googleマイビジネスに登録し、店舗の位置情報、営業時間、連絡先などを正確に入力します。
- 地域に密着したコンテンツを作成し、地元の顧客にリーチします。
- バックリンクの獲得:
- 他のウェブサイトからのリンク(バックリンク)を獲得することで、ウェブサイトの信頼性と権威を高めます。
- 地元の観光サイトや食関連のブログ、ニュースサイトなどからのリンクが効果的です。
- 定期的なウェブサイトの監査:
- 定期的にウェブサイトのパフォーマンスをチェックし、問題があれば修正します。
- Google Analyticsなどのツールを利用して、トラフィックの動向やユーザーの行動を分析します。
これらのステップを通じて、和菓子屋としてのオンラインプレゼンスを強化し、より多くの潜在顧客にリーチすることが可能です。SEOは継続的な取り組みが必要な分野ですので、定期的な更新と分析を心がけましょう。
コンテンツの最適化や強化が最重要だと思っていますがどうでしょうか?
もしそうなら具体的にどのようなコンテンツが有効なのか提案してください。
国内でも有数の和菓子会社である場合、コンテンツの最適化と強化は非常に重要です。以下は効果的なコンテンツのアイディアです:
- 製品紹介:
- 各和菓子の詳細な説明を含め、原材料、製造方法、歴史的背景などを紹介します。
- 商品の特徴や、どのようなシーンで楽しむことができるかを記述します。
- ストーリーテリング:
- 会社の歴史、職人の技術、伝統的な製法など、ブランドのストーリーを伝えるコンテンツを作成します。
- 特別な製品や季節限定商品の背景にある物語やインスピレーションを共有します。
- ブログや記事:
- 和菓子に関連するトピックを取り上げるブログを定期的に更新します。例えば、和菓子の歴史、季節に合わせた和菓子の楽しみ方、健康への効果など。
- 製品レビューや顧客の体験談、職人のインタビューなど、読者の興味を引く記事を掲載します。
- ビジュアルコンテンツ:
- 高品質の写真やビデオを通じて、製品の魅力をビジュアルで伝えます。
- 和菓子作りの工程や職人の技術を紹介する動画などが有効です。
- レシピや使い方の提案:
- 和菓子を使用したオリジナルレシピや、異なる食べ方を提案するコンテンツを提供します。
- 和菓子と合わせるお茶やドリンク、食事のアイデアなども提案します。
- 顧客参加型コンテンツ:
- 顧客が自分の体験談やレビューを共有できるプラットフォームを設けます。
- SNSでのハッシュタグキャンペーンやフォトコンテストを実施し、顧客が生成したコンテンツを積極的に利用します。
- FAQセクション:
- よくある質問に答えることで、顧客の疑問や不安を解消し、信頼を築きます。
これらのコンテンツは、ウェブサイトの訪問者に価値を提供し、SEOの向上にも寄与します。コンテンツは定期的に更新し、ターゲットオーディエンスの関心や行動に基づいて調整することが重要です。
顧客参加型コンテンツとしては具体的になにがありますか?
例えば羊羹やもなかを一緒に作るというのは有効でしょうか?
顧客参加型コンテンツは、顧客の関与とブランドへの愛着を深めるための強力な手段です。羊羹やもなかを一緒に作るというアイデアは非常に魅力的で、以下のような具体的な提案が考えられます:
- オンライン和菓子作りワークショップ:
- オンラインでの和菓子作りクラスを開催し、参加者に実際に羊羹やもなかを作る方法を学んでもらいます。
- 事前に必要な材料や道具のリストを提供し、必要であればキットを販売します。
- 和菓子作りコンテスト:
- 顧客が自宅で和菓子を作り、写真やビデオをSNSで共有するコンテストを開催します。
- ハッシュタグを設定し、参加者が作品を投稿する際に使用させます。
- 優秀作品には賞品や特典を提供します。
- インタラクティブなレシピ共有:
- 顧客が自分の和菓子レシピをウェブサイトやSNSで共有できるプラットフォームを作ります。
- 他の顧客がレシピを試し、フィードバックを共有できるようにします。
- 「あなたの和菓子物語」キャンペーン:
- 顧客に彼らの特別な和菓子にまつわる思い出やストーリーを共有してもらいます。
- これらのストーリーを集めてウェブサイトやSNSで紹介します。
- 和菓子作りのチュートリアルビデオ:
- 和菓子作りのステップバイステップガイドをビデオで作成し、YouTubeやウェブサイトで公開します。
- 顧客が自宅で簡単に作れるレシピを中心に提供します。
これらの活動は、顧客の関与を促し、ブランドへの愛着を高めるのに有効です。また、これらの活動を通じて得られる顧客のフィードバックやインサイトは、今後の商品開発やマーケティング戦略に役立つ貴重な情報源となるでしょう。
ありがとう、参考になりました。
どういたしまして、お役に立てて嬉しいです。
和菓子店のオンライン販売強化や顧客参加型コンテンツの取り組みについてさらに何かご質問があれば、いつでもお尋ねください。
成功をお祈りしています!
最後に、この内容で議事録を作ってください。
議事録
日付: [日付を挿入]
出席者: [出席者名を挿入]
件名: 和菓子店のオンライン販売強化と顧客参加型コンテンツの導入に関する討議
- オンライン販売強化のための戦略
- ウェブサイトの改善と最適化、SEO強化の必要性。
- ソーシャルメディアプロモーションの活用。
- ECプラットフォームへの出店。
- メールマーケティングを通じた顧客とのコミュニケーション。
- オンライン限定商品の開発。
- デジタル広告の活用。
- SEO強化の具体的手法
- キーワードリサーチとコンテンツの最適化。
- メタデータの最適化。
- モバイルフレンドリーなデザインの採用。
- ローカルSEOの強化。
- バックリンクの獲得。
- 定期的なウェブサイトの監査。
- コンテンツの最適化と強化
- 製品紹介、ストーリーテリング、ブログや記事の活用。
- ビジュアルコンテンツの重要性。
- レシピや使い方の提案。
- FAQセクションの提供。
- 顧客参加型コンテンツの提案
- オンライン和菓子作りワークショップの実施。
- 和菓子作りコンテストの開催。
- インタラクティブなレシピ共有プラットフォームの構築。
- 「あなたの和菓子物語」キャンペーンの実施。
- 和菓子作りのチュートリアルビデオの制作。
次回の会議日時:[次回の会議日時を挿入]
議事録作成者: [議事録作成者名を挿入]
[注意: この議事録は会議の内容を要約したものです。具体的な詳細や行動計画は各セクションの担当者によってさらに詳しく策定される必要があります。]すごいですね。短時間でWEBマーケティングの戦略案ができました。
このあと、顧客参加型のイベントを告知するプロモーション用の画像を生成してもらいました。
ChatGPTだけでここまでできるというのはすごいですね。
うまく生成AIを活用するポイントは「入力」にあります。「よい問いを立てる」ということを意識すると、「よい回答」が得られやすいです。
会場は森八本店
今回の勉強会会場は金沢市大手町にある森八本店の2階スペースを利用させてもらいました。
森八本店は橋場町から少し兼六園方向に歩いていくと右手に見えます。
1階はショップで、2階には展示場やカフェなどのスペースがあります。
2階に上がると受け付けがあります。受付の右手側には金沢菓子木型美術館があります。受付の左手側には森八茶寮というカフェがあります。
金沢菓子木型美術館には職人が愛用してきた貴重な道具などが展示されています。
森八茶寮の中はカフェになっています。営業時間は17時までとなっています。今回はこのカフェをお借りして勉強会を開催しました。
この写真は勉強会会場の準備をしているときにパチリと撮影したスナップ写真です。このあと約10名の参加で18:30から勉強会を開始しました。
今回は、勉強会会場としてとてもすばらしい場所を提供してくれた森八本店さん、本当にありがとうございます。
この記事を書いた遠田幹雄は中小企業診断士です
遠田幹雄は経営コンサルティング企業の株式会社ドモドモコーポレーション代表取締役。石川県かほく市に本社があり金沢市を中心とした北陸三県を主な活動エリアとする経営コンサルタントです。
小規模事業者や中小企業を対象として、経営戦略立案とその後の実行支援、商品開発、販路拡大、マーケティング、ブランド構築等に係る総合的なコンサルティング活動を展開しています。実際にはWEBマーケティングやIT系のご依頼が多いです。
民民での直接契約を中心としていますが、商工三団体などの支援機関が主催するセミナー講師を年間数十回担当したり、支援機関の専門家派遣や中小企業基盤整備機構の経営窓口相談に対応したりもしています。
保有資格:中小企業診断士、情報処理技術者など
会社概要およびプロフィールは株式会社ドモドモコーポレーションの会社案内にて紹介していますので興味ある方はご覧ください。
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