マメジンの豆叩きは大豆収穫の最終段階の作業。収穫した大豆を枝・さやごと十分に乾燥させ、中身の豆を叩きだすのでこの作業を豆叩きと言っている。乾燥した大豆を枝ごと床やカゴなどに叩きつけると、さやの中に入っている乾燥大豆が勢い良く飛び出してくる。こうしてさやから大豆を取り出し、その後で大豆を集めて選別する。これで来春の豆まきまで大豆を保管することができる。
大豆のマメ叩きを行った後は大豆の選別作業に入る。
叩きだした大豆はいいものだけでなく、小さかったり、虫に食われていたりするので選別が必要だ。大豆を選別するには、フルイのようなものにかける。大豆が落ちる大きな目のフルイでさやや枝などの大きなものを選別し、大豆が落ちない小さなフルイでは小さなゴミや砂などを選別する。
とりあえず一時段階の選別を終えた大豆。このあとは人の手で悪いものをつまみだし、来年の大豆を作るための種豆として保存する。
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