蕎麦には人をひきつける魅力がある。蕎麦は嗜好品的な要素が極めて強い食べ物だから好みも人それぞれ。時々無性に蕎麦を食べたくなる禁断症状がでるのは蕎麦独特の味わいと香りのなせる技だろう。
今日は、今浜IC近くのあい物で高遠おろし蕎麦を食べた。相変わらず繁盛している蕎麦屋で、ピーク時間をとうに過ぎている午後1時半でも満席だった。
繁盛店は蕎麦湯もうまい
あい物の高遠おろし蕎麦
相席でもいいということで、初めて奥座敷に入った。4畳半ほどの部屋にテーブルが2つある和室で、蕎麦を食べた。
この蕎麦は「高遠おろし蕎麦」。高遠おろし蕎麦は、大根おろし汁で食べる冷たい蕎麦。好みでダシ汁と割るのだが、遠田はダシを使わない。まずは、蕎麦だけで楽しみ、その後に大根おろし汁で食べる。大盛りで頼むと大盛りの分は追加皿で来るので、その分は少し醤油を使ったりして味の変化を楽しみながらいただくのがよい。
蕎麦の後は蕎麦湯
蕎麦を食べ終わると、あいなく出される蕎麦湯。障子戸の影が映りこんでいてこれまた風情があるものだ。
蕎麦好きには蕎麦湯が大きな楽しみである。
蕎麦湯が至福のひととき
そして、最後の蕎麦湯がなんとも至福のひとときである。濃い目の蕎麦湯が好きで、どろっとしたフルボディの蕎麦湯を好む。あい物の蕎麦湯は濃い目ではあるが、どろっととまではいかないミディアムぐらいの蕎麦湯である。バランス的にはこれがちょうどいい。ダシを入れず蕎麦湯だけで十分に楽しめるよい蕎麦湯である。
自宅でも蕎麦湯を作ることがあるがなかなかうまい蕎麦湯は作れない。やはり繁盛している蕎麦屋の釜のなせる技か、繁盛店の蕎麦屋の蕎麦湯はうまい。
おいしいお蕎麦と蕎麦湯をごちそうさま。
手打ちそば あい物
手打ちそば あい物
石川県羽咋郡宝達志水町今浜北15番地
電話0767-28-3653
あい物の場所は無料化された「のと里山海道」の今浜インターチェンジのすぐ近く。
この記事を書いた遠田幹雄は中小企業診断士です
遠田幹雄は経営コンサルティング企業の株式会社ドモドモコーポレーション代表取締役。石川県かほく市に本社があり金沢市を中心とした北陸三県を主な活動エリアとする経営コンサルタントです。
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