ZOOMを使ってのオンラインミーティングではどれくらい通信量を消費しているかについて実測してみました。毎週必ず使うZOOMですが、ほぼ事務所からなので安定した通信回線があり通信量を気にしていませんでした。
今年は、外出先でスマホのテザリングを使ってのZOOMリモート会議をするケースが増えそうなので本日の会議で実測してみました。
オンライン会議で使う通信量について
ZOOMで100分の会議では1.6GB消費しました
外出先ではiPhone(楽天モバイルSIM)のテザリングでノートパソコンに接続しました。そのさいのノートパソコンのスピードテストの結果はこれです。
ダウンロード 65.5Mbps
アップロード 18.7Mbps
オンライン会議では上下10Mbps以上あれば問題なく通信ができるということなので、スピードテストはクリアです。
会議が終了してすぐにモバイル通信のところで通信量を調べました。
「インターネット共有」というのがテザリングで使った通信量で、1.61GBという表示でした。今月始めにモバイルデータ通信量はリセットしていて、今月インターネット共有を使うのは初めてなので、今回のオンライン会議の通信量は1.61GBということです。
ちなみに会議は1時間41分でした。またクラウド録画した動画のファイルサイズは約500MBでした。(ZOOMの記録で確認)
1分あたりの通信量は15.9MBでした
上記の実測データから試算します。
ZOOMの利用時間 1時間41分(101分)
スマホの通信量 1.61GB
このデータから1分あたりの通信量は
1.61GB÷101分=0.0159GB/分=15.9MB/分
となりました。
1分あたりだと 15.9MB/分 ということです。
これを10分、30分、1時間で試算すると、
10分→159MB
30分→478MB
1時間→956MB
ということになります。
ざっくりと1時間で1GBの通信量が必要ということですね。
他の調査結果よりも通信量が倍くらいと多かった理由は?
生成AIを使って調べてみました。
ZOOMでリモート会議をする際の通信量は、ビデオありか音声のみかによって異なります。以下はZoomを1時間つないだ場合の通信量目安です。
- 音声のみ:約0.06〜0.07GB(約60〜70MB)
- ビデオあり:約0.5〜0.6GB(約500〜600MB)
詳細情報は1minnano-rakuraku.com2splashtop.co.jp3aprico-media.com4oton-tech.comからご確認ください。
ビデオありだと1時間約500MBということでした。
今回の実測値ではその倍くらいの1時間1GBくらい通信量を使っています。
これはどのような理由なのか、考えられる理由をピックアップしてみます。
以下は通信量が増加する可能性のある要因です。
- 画面共有やビデオの画質設定: ホストが画面共有を行ったり、ビデオの画質を高く設定した場合、通信量が増加します。高画質のビデオはデータ量を多く消費します。
- 参加者の数: 参加者が多い場合、通信量が増加します。特にビデオ通話の場合、参加者数が多いと通信量が増えます。
- ホストとしての役割: ホストは通信量を増やす可能性があります。ホストは画面共有を行ったり、会議を録画したりすることがあります。
- ネットワーク接続の品質: ネットワーク接続が不安定な場合、通信量が増加することがあります。再接続やデータの再送信が発生するためです。
- その他のアプリケーションの使用: 他のアプリケーション(例: ブラウジング、ファイルのダウンロード)を同時に使用していた場合、通信量が増加することがあります。
ホスト役をするとなると、ある程度の通信量の増加は避けられないのかもしれませんね。
ZOOMの通信量を抑えるための対策
通信量を抑えるためには、以下のポイントに注意することが重要です。
- ビデオの画質設定: ビデオ通話の画質を適切に設定しましょう。必要以上に高画質に設定する必要はありません。
- 画面共有の最適化: 画面共有を行う場合、必要な部分だけを共有するようにし、不要な部分は非表示にしましょう。
- ネットワーク接続の確認: 安定したネットワーク接続を確保しましょう。Wi-Fi接続を使用する場合、信号の強さを確認してください。
次回はこのようなことにも注意して測定してみようかと思います。
この記事を書いた遠田幹雄は中小企業診断士です
遠田幹雄は経営コンサルティング企業の株式会社ドモドモコーポレーション代表取締役。石川県かほく市に本社があり金沢市を中心とした北陸三県を主な活動エリアとする経営コンサルタントです。
小規模事業者や中小企業を対象として、経営戦略立案とその後の実行支援、商品開発、販路拡大、マーケティング、ブランド構築等に係る総合的なコンサルティング活動を展開しています。実際にはWEBマーケティングやIT系のご依頼が多いです。
民民での直接契約を中心としていますが、商工三団体などの支援機関が主催するセミナー講師を年間数十回担当したり、支援機関の専門家派遣や中小企業基盤整備機構の経営窓口相談に対応したりもしています。
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