来年の4月までにパソコンをリプレース(新調)する中小企業が多い。来年の4月には大きな環境変化が2つ重なっているからだ。
1つは消費税の税率変更である。2014年4月1日から税率が現行の5%から8%になる。弥生会計などの一般的な会計ソフトは消費税率の変更が自分でできないため、新バージョンを購入しなければ新消費税率に対応できない。このことに伴い会計ソフトなどの入れ替えを迫られている。
もう1つはウィンドウズxpが2014年4月で更新のサポートが終了する。そのためインターネットにつなぐパソコンのOSはxpのままでは事実上使えなくなる。これらの準備として新しいパソコンを入れ替えようという気運が高まっている。
新しく買うPCのOSはWindowsの7がいいか8がいいか
では新パソコンのOSは、最新のOSであるウィンドウズ8かというと、いやいやウィンドウズ7を選択する事例が圧倒的に多いという。非公式な情報であるが、なんとこの4月以降で購入されるパソコンのOSは9割以上が8ではなく7を選択しているという。
Windows7を選択
当社も会計用のパソコンとして新調したのは「ウインドウズ7」。やはり8ではなく7を選択。ウィンドウズ7プロフェッショナルである。マシンは安定性を重視して64ビットではなく、32ビットマシンを探した。
ウイルス対策ソフトはMS社のものを使用
ウイルス対策ソフトは、マイクロソフト社の「Microsoft Security Essentials」を使ってみた。このウイルス対策ソフトはマイクロソフト社が無償提供しているもので、有償のウイルス対策ソフト会社に配慮してか最低限度のサービス内容になっている。
しかしそのことが逆によい。軽快に使えてメモリの圧迫も少なく意外に機能的である。なにより、HPのパソコンに最初からインストールされていたのが便利。
この記事を書いた遠田幹雄は中小企業診断士です
遠田幹雄は経営コンサルティング企業の株式会社ドモドモコーポレーション代表取締役。石川県かほく市に本社があり金沢市を中心とした北陸三県を主な活動エリアとする経営コンサルタントです。
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