サーチコンソール(ウェブマスターツール)

グーグルのウェブマスターツールの利用局面が増えてきているので、複数でWEBサイトを管理する場合はユーザー追加しておく

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Webmastertoolの画面 グーグルのウェブマスターツールを使う局面が増えてきた。理由は、検索エンジンの利用がグーグル中心になっていることと、グーグルがSEOスパムや不正対策を重視したことによって、グーグルからの警告や注意をきちんとチェックする必要性が高まっているからである。運悪くWEBサイトがマルウエア感染してしまったなどというときも、不正プログラムを駆除したあとにウェブマスターツールを使って報告しないと、該当WEBサイトが検索結果に表示されない状況が続いてしまう。
重要性が増すウェブマスターツールであるが、管理者を複数に設定することができるようになっている。企業等のWEBサイトでは管理者が複数いるだろうから、ウェブマスターツールの管理者に追加しておくとよい。

ウェブマスターツールに管理者を追加する方法は次の手順のとおりである。
サイトの管理

「サイトを管理▼」という右上のアイコンをクリックすると「ユーザーを追加/削除」というプルダウンメニューが現れるので選択する。

新しいユーザーの追加では、メールアドレスを記入するが基本的にGmailのアドレスで追加する。

新しいユーザーの追加

権限のところが「制限付き」と「フル」を選択できる。閲覧するだけでよければ「権限付き」、実際の操作も依頼する場合は「フル」を選択する。

▼管理者が追加されたことを確認する。
管理者が追加されたことを確認
管理者が追加されるとユーザー一覧に追加される。

権限の種類については、グーグルウェブマスターヘルプのところで以下のように説明されている。(以下https://support.google.com/webmasters/answer/2451999?hl=jaより引用)

サイト所有者(自分のウェブマスター ツール アカウントにサイトを追加し、所有者を確認した人)は、そのサイトに別のユーザーまたは所有者を追加することができます。追加できるのは、次のいずれかです:

サイト所有者: 所有者はそのサイトを完全にコントロールできます。サイトのデータをすべて表示可能で、サイトのあらゆる操作を行うことができます。新しい所有者は、サイトの確認ページに追加されます。新しく追加された所有者は、サイトを自分のウェブマスター ツール アカウントに追加する必要があります。サイトへの所有者への追加について詳しくは、こちらをご覧ください。

フル ユーザー: フル ユーザーはすべてのデータを表示可能で、サイトの操作をほとんど行うことができますが、ユーザーや所有者の追加と削除はできません。サイトへのユーザーの追加について詳しくは、こちらをご覧ください。

制限付きユーザー: 制限付きユーザーは、ほとんどのデータを表示可能で、一部の操作を行うことができます。サイトへのユーザーの追加について詳しくは、こちらをご覧ください。

下記の表に、各レベルのユーザーが利用できる機能を示します。
ウェブマスター3つの権限の種類