2024年8月1日、やっと北陸にも梅雨明け宣言がでました。梅雨明けが8月までずれ込むのは久しぶりです。今日は1日中真夏の太陽が照りつける暑い日となりました。
この暑い日の夜、金沢文化ホールで行われた渡辺貞夫カルテット2024のライブに行ってきました。これが最高にすばらしい圧巻のステージでした。今回は、その感動的な体験を皆さんにお伝えしたいと思います。
渡辺貞夫カルテット2024
渡辺貞夫オフィシャルサイト
金沢文化ホールでのライブ情報
ライブ前の期待感
前回の2022年ライブがものすごくよかったので今回も楽しみでした。そのときのピアノ小野塚晃さん、ドラムス竹村一哲さんというメンバーに、今回は新加入のウッドベースというピアノトリオ構成がバックです。91歳になった渡辺貞夫さんがアルトサックスでどんな演奏をしてくれるのか楽しみです。
前回2022年のライブが素晴らしかったため、今回も大いに期待していました。今回のメンバー構成は以下の通りです。
- 渡辺貞夫(アルトサックス)
- 小野塚晃(ピアノ)
- 竹村一哲(ドラムス)
- 三嶋大輝(新メンバー)(ウッドベース)
前回(2022年)のライブの多人数編成とは異なり、今回はピアノトリオをバックにした渡辺貞夫さんのアルトサックスというシンプルな構成でした。この編成にどんな音を聴かせてくれるのか、非常に楽しみでした。
というのは、前回のライブ後、「バックはシンプルなピアノトリオがいいのに」という感想を持っていたからです。多人数のバックだと、サウンドが厚くなるというメリットはありますが、その分ライブ感が薄くなります。とくに私はピアノトリオが好きで、ライブハウスで演奏しているようなシンプルな構成が大好きなんです。
今回は、まさにその願いが叶った形となりました。渡辺貞夫さんの珠玉のアルトサックスを存分に堪能できる、理想的な編成だったと言えるでしょう。
圧巻のパフォーマンス
結論から言えば、今回のライブは感動の一言に尽きます。
美しく情緒的な音色 渡辺貞夫さんのアルトサックスは、ピアノトリオの上質な演奏をバックに、まさに冴え渡っていました。その美しく情緒的な音色に、会場全体が魅了されていました。渡辺貞夫さんのサックスは単音が本当にきれいでうっとりする音色なんですよね。ソロのときは聴き入りました。
時にアグレッシブなグルーヴ しかし、それだけではありません。時には荒々しくアグレッシブになり、素晴らしいグルーヴ感を醸し出していました。91歳とは思えない、エネルギッシュなパフォーマンスに圧倒されました。まるで小さな箱のライブハウスで演奏しているかのような臨場感でした。
絶妙なアンサンブル 新しく加わったウッドベース奏者を含め、4人の演奏者の息はぴったり。シンプルな構成だからこそ、各楽器の音色が際立ち、渡辺貞夫さんのアルトサックスを引き立てていました。新加入のウッドベースもよかったし、ピアノは相変わらずの素晴らしいパフォーマンスでした。とくに今回はドラムスの切れ味が鋭かったですね。メリハリの効いたドラムワークで抑えたときと叩きまくるときのギャップが印象的で気持ちよい演奏でした。
感動の余韻
91歳とは思えない素晴らしいパフォーマンスに、改めて渡辺貞夫さんの音楽家としての偉大さを実感しました。このような素晴らしいライブを体験できたことに、心から感謝しています。
音楽ファンの皆さん、機会があれば是非渡辺貞夫さんのライブに足を運んでみてください。きっと素晴らしい体験になるはずです。
セットリスト
今回のセットリストは正確にはわかりませんが、6月の同じメンバーで行われた小金井でのライブの感想を紹介していたブログには以下のように掲載されていました。
セットリスト
★1st Stage★
1. PEACE
2. BUTTERFLY
3. LAURA
4. MEMORIAS
5. EARLY SPRING
6. FIREFLY
7. BIRD OF PARADISE
8. STELLA BY STARLIGHT
9. LOPIN’
★2nd Stage★
1. WAITING SONG
2. 黒いオルフェ
3. SAMBA EM PRELUDIO
4. I THOUGHT OF YOU
5. IF I SHOULD LOSE YOU
6. I CONCENTRATE ON YOU
7. I’M A FOOL TO WANT YOU
8. CHEGA DE SAUDADE
☆Encore☆
1. HARAMBEE
2. CARINHOSO
#ナベサダ #渡辺貞夫カルテット2024 #ジャズライブ #金沢 #音楽レビュー
ライブでは上記のアルバムに入っている曲がかなり演奏されてました。
追記
8月5日に渡辺貞夫さんの日米協会の特別賞受賞が発表されました。
一般社団法人日米協会(会長・藤崎一郎元駐米大使)は5日、草の根の日米交流に貢献した人に贈る金子堅太郎賞の特別賞を、ジャズ奏者の渡辺貞夫さん(91)に授与すると発表した。1960年代から現在に至るまで最前線で活躍し、ジャズを通して日米のきずなを深めてきたことなどが評価された。10月15日に都内の国際文化会館で授賞式を開く。
ますます元気で活躍してほしいです。
この記事を書いた遠田幹雄は中小企業診断士です
遠田幹雄は経営コンサルティング企業の株式会社ドモドモコーポレーション代表取締役。石川県かほく市に本社があり金沢市を中心とした北陸三県を主な活動エリアとする経営コンサルタントです。
小規模事業者や中小企業を対象として、経営戦略立案とその後の実行支援、商品開発、販路拡大、マーケティング、ブランド構築等に係る総合的なコンサルティング活動を展開しています。実際にはWEBマーケティングやIT系のご依頼が多いです。
民民での直接契約を中心としていますが、商工三団体などの支援機関が主催するセミナー講師を年間数十回担当したり、支援機関の専門家派遣や中小企業基盤整備機構の経営窓口相談に対応したりもしています。
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