アクセス解析

Wappalyzer(ワッパライザー)はWebサイトで使用されている技術を簡単に調べることができるChrome拡張機能です

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Wappalyzer(ワッパライザー)Wappalyzer(ワッパライザー)という拡張機能とアプリが便利だったので紹介します。WappalyzerはWebサイトで使用されている技術を簡単に調べることができるChrome拡張機能です。iPhoneのアプリもありました。
Wappalyzerを使うことで、そのWEBサイトがワードプレスで構築されているかどうかとか、アクセス解析のトラッキングコードには何を挿入しているのかなどについて簡単に調べることができます。

Wappalyzer(ワッパライザー)でWEBサイト分析

PCだとChrome拡張機能で使います

ブラウザ(Chromeなど)でWappalyzerの拡張機能のページを開き、インストールします。

Wappalyzer - Technology profiler - Chrome ウェブストア
Identify web technologies

メールアドレスなどの登録が必要ですが、無料のままで十分に使えます。

使い方は簡単です。分析したいWEBサイトをブラウザで開いているときに拡張機能のWappalyzerのアイコンをクリックするだけです。そのWEBサイトが利用している技術について表示してくれます。

上記の画像は、Google.co.jpを開いたときのWappalyzerの情報です。技術内容は7つが表示されています。

スマホだとアプリがあります

iPhoneでも専用アプリがあります。AppleのAPPストアで「Wappalyzer」を検索してインストールしてください。アプリ版はユーザー登録しなくてもすぐに使えます。

iPhoneで「Wappalyzer」を開いたら、調査したいWEBサイトのURL(ドメイン名だけでもOKでした)を入力して「Return」をタップします。するとそのWEBサイトで利用している技術内容が一覧で表示されます。

上記はGoogle.co.jpの情報です。PCのブラウザ拡張機能だと技術内容が7つ表示されていましたが、スマホ版では4つでした。

当サイトの技術情報をチェックしました

Wappalyzerを使って当サイト(dm2.co.jp)の技術情報を調べてみました。なんと36個もありました。

Wappalyzerのプルダウン画面が小さいのですべてを表示できませんでしたので一部を紹介します。このデータをCSV形式でダウンロードすることができますので、ダウンロードしてからエクセルなどで表示することもできます。

▼ダウンロードした内容

項目 内容
URL https://www.dm2.co.jp
その他 RSS ; Open Graph
アナリティクス Quantcast Measure ; Microsoft Clarity ; Site Kit ; Google Analytics
フォント Google Font API
CDN Cloudflare ; jsDelivr ; Google Hosted Libraries ; cdnjs
アドネットワーク Google AdSense
タグマネージャー Google Tag Manager
JavaScriptライブラリ Lozad.js ; jQuery Migrate ; jQuery
Cookie同意管理 Funding Choices
アフィリエイト Moshimo
Performance Priority Hints ; Lozad.js
Webサーバー Nginx
WordPressプラグイン Site Kit
ビデオプレーヤー Ruffle
リバースプロキシ Nginx
プログラミング言語 PHP
データベース MySQL
CMS WordPress
ブログ WordPress

当サイトはワードプレスで構築しています。なのでCMSは「WordPress」という表示がされています。さらに、データベース、アナリティクス、タグマネージャー、アフィリエイト、ABテスト、WordPressプラグイン、プログラム言語、CDNなど多数の情報が表示されています。

ですから、Wappalyzerを使うだけで、そのWEBサイトでどのような技術を組み合わせているのかが簡単に分析できますね。これは便利です。

たとえば、構築したばかりのWordPressなどではGoogleアナリティクスの設定がされているのかまだなのか、というようなこともWappalyzerを使えば該当技術が入っているかどうかということで簡単にチェックができます。

Wappalyzerについての解説

Wappalyzerは、Webサイトで使用されている技術を簡単に調べることができるChrome拡張機能です。

Just a moment...

Perplexityで調べましたので情報共有します。主な特徴は以下の通りです。

主な機能

  • Webサイトで使用されているプログラミング言語、フレームワーク、CMSなどの技術情報を検出
  • アナリティクスツール、データベース、Webサーバーなどの情報も表示
  • ワンクリックで情報を閲覧可能

使い方

  1. Chrome ウェブストアから拡張機能をインストール
  2. 調べたいWebサイトにアクセス
  3. ブラウザ右上のWappalyzerアイコンをクリック
  4. 使用技術の一覧が表示される

メリット

  • エンジニアやWeb制作者にとって参考になる情報が得られる
  • 競合サイトの技術調査に活用できる
  • 無料で使用可能

注意点

  • 全てのWebサイトで正確な情報が得られるわけではない
  • セキュリティ対策の観点から、自社サイトの情報が露出する可能性がある

Wappalyzerは、Webサイトの技術構成を簡単に把握できる便利なツールですが、あくまで参考情報として活用することが重要です