ブラザーの複合機が印刷やコピーFAXスキャナーと便利なので使い続けている。が、ここしばらくインクの不調が続いていたので買い換えた。ブラザーではこれで3世代目の複合機であるが、2年経つと買い替えというペースになる。ほぼ同機種で買い換えているがまたもや以前のプリンタインクが使えない。使用中だったものは諦めるとしても買い置きしてあったインクが使えなくなるのは残念だ。
新調したのはMFC-J870Nで、コピーとFAXとスキャナーとプリンタの機能を持ったコンパクトなブラザーのプリンタ複合機である。この機種シリーズは気に入っているのだが、交換インクが高いのと、機種が変わると買い置きしてあったインクが使えなくなるのはどうにかしてほしいものだ。
購入した箱の中には説明書と一緒に「非純正消耗品に関する重要なお知らせ」という案内が入っていた。
非純正品とはいわゆる互換インクのこと。要は互換インクを使用した場合の注意書きだが、「保証期間中でも無償修理はしない」とか「不具合に関知しない」など強烈な内容である。
今回購入したbrother複合機MFC-J870Nに純正のプリンタインクを挿入すると、電子回路のような接点がついており、そこで純正か非純正かを感知しているようである。この複合機はwifiでインターネットに接続されており、ひょっとしたら純正品を使っているかどうをメーカーが調査しているのではないだろうか。
プリンタインクにそのような回路をつけることはコストアップ要因になっているはずだが、この措置はユーザーの利便性追求というよりもの互換インク排除のための措置に見える。
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