ネットショップ通販

ネットショップの消費税転嫁対策として内税総額記入方式から外税(税抜き価格)記入方式に変えておくのがよい

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ショップメーカーの消費税設定2014年4月1日から消費税額が5%から8%に変わる。ネットショップ運営者としては、商品価格の表示をいつどうやって変更するかが大きな問題である。かなりのネットショップは内税で総額表示にしているようであるが、この方法のままだと価格改定は全商品を一気に行わなければならない。さらにヤマト運輸や佐川急便など運送会社からはこのタイミングで運賃値上げの要請が強くきている。仕入れ原料の値上もあるためこの時期にあわせて価格改定を行なうタイミングになっている。しかし、これらすべての作業を3月31日深夜から4月1日未明にかけて行なうのは至難の業である。そこで今のうちに、商品価格を外税(税抜き価格)に変えておくのはどうだろう。

ショップメーカーの消費税設定商品価格を内税方式から外税(税抜き価格)方式に変更しておけば、消費税が変更になったタイミングで税率だけを変えればすべての商品の価格が一気に改定できる。現状の税率から税抜き価格が算出できるので、その金額を入れればよい。この作業は商品価格のデータをCSV形式でダウンロードして修正後に上書きアップロードすれば一気にできる。

現状の税率5%で、内税方式から外税方式に変えたときの表示形式は買い物カゴによって違うが、ショップメーカーだと計算した総額を表示しさらに「うち消費税○○円」が追加表示される。

運賃もこの機会に設定を検討する。

画面はASP買い物カゴのショップメーカーのものであるが、だいたい他の買い物カゴでも同様の設定は可能である。
運賃送料の設定画面

運賃区分1~5まで細かく設定できる。条件は、購入金額いくら以上だと運賃が安くなり、さらにいくら以上だと無料になるとか、重量や個口数によって変動するようにするとか、ギフトは送料込みにしたいとか、商品形態によって複雑な計算もある程度対応できる。ショップメーカーでは単位値という設定ができのがいい。単位値に0~5の数値を入れておき、この単位値の数値によって送料区分を分岐させる方法のほうがいい。