かほく市のJR宇野気駅にはみどりの窓口があります。これ、なにげにすごいことだと気づきました。石川県内で新幹線が停まらない駅でみどりの窓口があるのはJR宇野気駅だけだからです。
暮らしやすいといわれている石川県かほく市の交通の要衝。この宇野気駅の秘密について調べてみました。
JR宇野気駅
みどりの窓口があります
北陸新幹線の福井県延伸に伴い、石川県内にはJRの駅が減りました。津幡駅や松任駅など規模の大きい駅はIR石川鉄道の駅になったため新幹線の切符を販売していません。
現在、石川県内で新幹線の切符を購入できる駅は以下のとおりです。とくに「みどりの窓口」は県内に4つしかありません。その中でも新幹線停車駅ではないのに「みどりの窓口」があるのは宇野気駅だけです。地味にすごいと思いました。
※上記のURLで表示されている情報を一部編集しました
JRグループ全体の駅数は日本全国で4300程度あります。そのうち新幹線が停まる駅は100程度しかありません。つまり新幹線が停まらないJRの駅は4200程度あるということです。その中でみどりの窓口があるという駅は数少ないと思われます。少なくとも石川県では宇野気駅だけです。
本日も、宇野気駅のみどりの窓口には切符を求める人が並んでいました。宇野気駅のみどりの窓口は私もよく利用しますが、だいたい1組くらいの先着客がいて待つことが多いです。しかしこれくらいの待ち時間なら問題ないです。最近の金沢駅のみどりの窓口は待ち時間が1時間以上らしいですから切符買うのも一仕事ですね。
駅前にはタクシーがいます
宇野気駅前にはタクシー乗り場があります。電車の到着する時間帯には数台のタクシーが待機していることが多いです。
イオンモールかほく行きの無料バスがあります
また、宇野気駅前にはコミュニティバスが何路線かあります。とくに注目なのが「イオンモールかほくシャトルバス」で、一日7便ありますが、無料運行されています。
まだ私はこのバスに乗ったことはありません。イオンモールかほく内にサイゼリヤがあるので、いつか昼飲みに行こうと思っているので、そのときはこのシャトルバスを使いたいなと思っています。(笑)
宇野気駅にみどりの窓口がある理由を推測しました
新幹線が停車しない駅にみどりの窓口が設置されている理由について、以下のように推測しました。
地理的・歴史的要因
重要な地方拠点駅としての役割
宇野気駅は、JR七尾線の主要駅の一つであり、かほく市の中心部に位置しています。この地域の交通の要所として機能している可能性があります。
周辺地域へのサービス提供
みどりの窓口があることで、周辺地域の住民が長距離列車の切符や特急券を購入する際に便利です。新幹線の切符も含め、様々な乗車券類を扱えるため、地域住民にとって重要なサービスポイントとなっています。
利用者ニーズへの対応
観光客向けサービス
石川県は観光地として人気があり、宇野気駅を利用する観光客のために、より複雑な旅程や長距離の切符を扱えるみどりの窓口が必要とされている可能性があります。
ビジネス利用者への対応
地域の企業や団体が出張や研修などで長距離移動する際に、みどりの窓口でのサービスが重宝されている可能性があります。宇野気駅の近くにはPFUという石川県内最大の製造業があります。
歴史的経緯や地域ニーズ
過去の重要性
かつて宇野気駅がより重要な役割を果たしていた時期があり、その名残としてみどりの窓口が維持されている可能性があります。
地域からの要望
地域住民や自治体からの強い要望により、みどりの窓口が維持されている可能性もあります。
JRが運営上の理由で設置
効率的な配置
JR西日本の運営方針として、この地域でのみどりの窓口の効率的な配置を考慮した結果、宇野気駅に設置されている可能性があります。金沢駅以北でみどりの窓口を設置しておくことはもしもの代替措置が効くということでも有効です。
将来の発展を見据えた配置
将来的な地域の発展や交通ネットワークの変化を見据えて、戦略的にみどりの窓口を維持している可能性もあります。
これらの要因が複合的に作用して、新幹線が停車しない宇野気駅にみどりの窓口が設置され、維持されているものと推測されます。ただし、近年のデジタル化の進展により、みどりの窓口の役割が変化している点も考慮する必要があります。
かほく市・JR宇野気駅の周辺環境
宇野気駅の周辺地図
宇野気駅あたりは交通の便がよいですし、暮らしやすいエリアです。
かほく市のJR宇野気駅周辺の交通事情、買物環境、教育環境について、あらためてまとめました。こうしてみると住環境としてはいい場所ですね。かほく市は、石川県内の中でも人口増加している数少ない市町ですが、とくに宇野気駅周辺は人気のエリアです。
交通事情
電車: 宇野気駅はJR七尾線に位置し、金沢駅までのアクセスが非常に便利です。快速列車を利用すると、金沢駅まで約20分で行けるため、通勤・通学に適しています。金沢と七尾を結ぶ特急電車も停まります。また、能登方面へのアクセスも七尾駅まで直通なので、のと鉄道への乗り換えも容易で能登方面への移動もスムーズです。
自家用車: 国道159号線が近くにあり、金沢市や津幡町へのアクセスが良好です。30分もあれば金沢市内に到着できるほか、のと里山海道の白尾インターがすぐ近くにあり、能登半島や石川県内各地への高速道路を使った移動も非常に便利です。車社会に適した地域で、駐車場も多く、広範囲への移動がスムーズです。
買物環境
大型ショッピング施設: 宇野気駅周辺には、イオンモールかほくがあり、食料品や日用品、ファッション、レジャーまで幅広く揃えられるため、日常の買い物に便利です。また、週末のお出かけ先としても活用でき、家族での利用に適しています。さらに、金沢市内の大型ショッピングモールにも短時間でアクセスできるため、買物の選択肢が豊富です。
地元の店舗: ローカルな小規模店舗や市場も多く、地元産の新鮮な野菜や魚などを購入できる点も魅力です。地域とのつながりを感じながら、地元食材を手に入れることができます。
教育環境
小中学校: かほく市内には、いくつかの市立小中学校があり、学力向上に力を入れた教育が行われています。また、かほく市は「教育都市」としての取り組みが充実しており、地域全体での教育支援も整っています。
高等教育機関: かほく市には石川県立看護大学があり、看護分野に特化した高等教育が受けられます。この大学は、実践的な看護教育を提供し、地域医療との連携も強いため、医療従事者を目指す学生にとって大変有利な環境です。
高校・塾: 多くの高校生は電車を利用して金沢市内や津幡町の高校に通学しています。また、駅周辺には学習塾も複数あり、子どもたちの学習サポート体制が整っているため、教育面でのサポートが充実しています。
まとめ
かほく市のJR宇野気駅周辺は、交通アクセスが良好で、特に電車や自家用車を使った通勤・通学や買物が便利です。のと里山海道の白尾インターの近さや、イオンモールかほくの存在により、生活の利便性が高い地域です。
また、教育環境も整っており、石川県立看護大学をはじめとする高等教育機関があることで、学びやすい環境が提供されています。
この記事を書いた遠田幹雄は中小企業診断士です
遠田幹雄は経営コンサルティング企業の株式会社ドモドモコーポレーション代表取締役。石川県かほく市に本社があり金沢市を中心とした北陸三県を主な活動エリアとする経営コンサルタントです。
小規模事業者や中小企業を対象として、経営戦略立案とその後の実行支援、商品開発、販路拡大、マーケティング、ブランド構築等に係る総合的なコンサルティング活動を展開しています。実際にはWEBマーケティングやIT系のご依頼が多いです。
民民での直接契約を中心としていますが、商工三団体などの支援機関が主催するセミナー講師を年間数十回担当したり、支援機関の専門家派遣や中小企業基盤整備機構の経営窓口相談に対応したりもしています。
保有資格:中小企業診断士、情報処理技術者など
会社概要およびプロフィールは株式会社ドモドモコーポレーションの会社案内にて紹介していますので興味ある方はご覧ください。
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