ChatGPTの「アドバンスドボイスモード(Advanced Voice Mode)」が本日(2024年9月26日)から使えるようになりました。これはChatGPTで自然な音声で対話できる機能です。アメリカや一部のユーザーは昨日から使えたようですが、今日あたりから日本国内の有料ユーザーは順次使えるようになったようです。SNSではすでに使っている事例紹介がでていたのでそろそろかなと思っていましたが早かったです。
ChatGPTの「アドバンスドボイスモード(Advanced Voice Mode)」
自然な音声対話ができるようになりました
アドバンスドボイスモードは、ChatGPTとより自然で流暢な音声対話を可能にする新機能です。この機能は2024年9月25日から、ChatGPT PlusとTeamプランのユーザー向けに順次提供が開始されました。
私のChatGPTでは本日(2024年9月26日)の昼くらいからアドバンスドボイスモードが使えるようになりました。
アドバンスドボイスモードの特徴
応答速度の向上: 従来の音声機能では回答に3〜5秒かかっていましたが、新機能では人間とほぼ同じ0.3秒で応答できるようになりました。
自然な発音とアクセント: 発音やアクセントがより自然になり、感情的な表現も可能になりました。
多言語対応: 日本語や英語など50以上の言語に対応しています。
音声の選択: 9つの異なる声色から選択できます。
リアルタイムの対話: ユーザーは会話の途中で割り込んだり、方向を変えたりすることができます。
アドバンスドボイスモードの使用方法
・ChatGPTアプリを最新版に更新します。
・アプリ内で通知を受け取ったら、新機能を使用できます。
・新しいチャットを開始し、音声アイコンをタップします。
・好みの音声を選択します。→私は9種の音声から陽気で気さくな「Maple」という女性の声を選びました。
・会話を開始します。
早速、実際に対話してみました。
音声のやりとりは、そのままテキストでも記録が残ります。上記の画像を見てください。話の途中で割り込んで質問しても適切に回答をしてくれます。これって人間と同じような対話ができるということです。いや、回答レベルが高いのでもう人間以上です。これはすごいです。
アドバンスドボイスモードの応用例と注意点
このアドバンスドボイスモードはいろいろと応用ができそうです。
・英語学習や語学練習
・カスタマーサポート
・日常の会話練習
・ビジネスでのコミュニケーション支援
・雑談の相手
注意点としては、以下のようなことがあります。
現時点では、歌う機能や画像認識機能はまだ実装されていません。歌ってくれたり、画像を送ると音声で判定してくれたりすると便利なのですが、まだそこまではいっていないようです。
また、音声なので、ついうっかり話してはいけないこと言ってしまったり、第三者の声を拾ってしまったりする可能性があります。そのようなセキュリティとプライバシーに関する懸念があるため使用には注意が必要です。
この新機能により、ChatGPTとのコミュニケーションがより自然で直感的になり、様々な分野での活用が期待されています。
ますます便利になっていく生成AI、これからも楽しみですね。
この記事を書いた遠田幹雄は中小企業診断士です
遠田幹雄は経営コンサルティング企業の株式会社ドモドモコーポレーション代表取締役。石川県かほく市に本社があり金沢市を中心とした北陸三県を主な活動エリアとする経営コンサルタントです。
小規模事業者や中小企業を対象として、経営戦略立案とその後の実行支援、商品開発、販路拡大、マーケティング、ブランド構築等に係る総合的なコンサルティング活動を展開しています。実際にはWEBマーケティングやIT系のご依頼が多いです。
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