郵便局

70円切手は便利、貼り合わせすれば常備する切手の種類を減らす効果がある

この記事は約5分で読めます。

70円切手は便利です多数の切手の種類があるが、70円切手は便利なので常備している。
なぜ、70円切手なのか。それは融通がきき常備する切手の種類を減らすことができるからである。切手の種類はたくさんあり、用途によって貼る切手の額面を変えなければならない。

切手の種類

通常でも5種類は必要

はがきなら50円、普通郵便なら80円で25グラムを超えると90円、A4書類が入る角2サイズだと120円で50グラムを超えると140円。速達を別に考えても、50円、80円、90円、120円、140円と、少なくとも5種類くらいの切手を使い分けることになる。

実際には50円、80円、120円、10円という4種類を常備し対応している例もみかける。不足分には10円切手を貼って対応する作戦だが、140円のときは120円+10円+10円と3枚貼らなければならない。

貼る切手を減らすための工夫

できれば貼る切手は2枚以内にしたいし常備する種類も減らしたいと考えた結果、70円切手を中心にすることにしている。

70円切手

70円切手を軸に考えると、ほとんどが切手2枚以内で対応できるようになる。

70円切手を使うと常備する種類を減らすことができる

50円の場合:50円切手×1枚
80円の場合:70円切手+10円切手
90円の場合:70円切手+10円切手×2枚(ここだけ3枚必要)
120円の場合:50円切手+70円切手
140円の場合:70円切手×2枚
70円の場合:70円切手×1枚(種子を送るときは70円でよい)

準備する切手は、10円、50円、70円の3種類のみ。

なお、50円切手は意外に使い道がないのにお年玉はがきの抽選でもらったりするので、使わずに残ったままになっているという人も多いだろう。その場合は、80円切手ではなく、70円切手と10円切手を購入すると便利。70円切手と50円切手で合計120円なのでA4が入る角2封筒に貼れる。50切手を消化したいなら、120円切手を購入するより70円切手を購入するのはおすすめである。これだけでも一考の価値ありだろう。

当社(株式会社ドモドモコーポレーション)は数年前からこの方式である。小さな郵便局では70円切手をあまり常備していないため、大きめの郵便局で10枚単位のシート購入するようにしている。

消費税8%で郵便料金が変更後の対応

しかし、今年の4月から消費税8%対応で郵便代金が値上げになる。貼る切手の額面も変わる。はがきは50円から52円に、郵便は80円から82円になるなど、2円単位の変化である。

消費税8%の対応
52円の場合:50円切手+2円切手
82円の場合:70円切手+10円切手+2円切手
92円の場合:70円切手+10円切手×2枚+2円切手
120円の場合:50円切手+70円切手(変更なし)
140円の場合:70円切手×2枚(変更なし)

2円切手が発行されることになるが、貼る枚数がまた増えるのが面倒になる。現状の切手の在庫を考慮すると、2円切手だけを追加購入する予定である。消費税10%になるとまた変わるだろうし…。

ちなみに速達料金は270円が280円になる。280円になると70円切手を4枚貼れば対応できるので70円切手はこれからも使い道はますます広がるかもしれない。

2014年3月に2円切手が発売されるが、今年一番売れる切手になりそうだ。
(出典:http://www.huffingtonpost.jp/2013/12/09/new-stamp_n_4410533.html
2円切手

2014年4月1日からの郵便料金(消費税8%対応後)

郵便料金改定(主な部分)
はがき
50円→52円
手紙
80円→82円
90円→92円
120円→120円(変更なし)
140円→140円(変更なし)
200円→205円
240円→250円
390円→400円
580円→600円
850円→870円
1150円→1180円

郵便書簡
60円→62円
特定記録
160円→160円(変更なし)

一般書留・現金書留
420円→430円
簡易書留
300円→310円
セキュリティ
360円→370円

速達(郵便)
270円→280円
370円→380円
630円→630円

配達時間帯指定
320円→330円
420円→430円
680円→700円

レターパック
350円→360円
500円→510円

代金引換
250円→260円

本人限定受取
100円→100円(変更なし)
配達日指定
30円→31円(平日・土曜日)
200円→210円(日曜・祝日・振替休日)

新特急郵便
800円→810円
ポスパケット
350円→360円
あて名変換
50円→51円

ゆうメール
180円→180円(変更なし)
210円→215円
290円→300円
340円→350円
450円→460円
590円→610円
速達(荷物)
310円→320円
460円→470円

ゆうパックについて
600~800円→610~810円
900~1200円→930~1230円
1300~1500円→1340~1540円
1600~1900円→1650~1950円
2000~2200円→2060~2260円
2300~2500円→2370~2570円

チルド(保冷・冷凍)
210円→220円
340円→350円
640円→660円
1260円→1300円
2000円→2060円
持込・同一・複数口・事前入力割引料金は変わらない

※なお、この郵便料金は現段階でネット上で調べたものなので、正式な料金は日本郵便の発表を確認してください。