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中小企業IT経営力大賞2014の結果が経済産業省のWEBサイトで発表になった、北陸では6社の受賞

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IT経営実践認定企業2014中小企業IT経営力大賞2014の結果が経済産業省のWEBサイトで発表になった。今年の大賞は3社で、株式会社 北の達人コーポレーション(北海道札幌市)、芝園開発 株式会社(東京都足立区)、株式会社 ネオマルスコーポレーション(大分県大分市)が受賞となった。北陸三県を見ると、IT経営実践認定企業2014には、石川県2社、福井県4社、富山県0ということで合計6社が入賞していた。昨年の中小企業IT経営力大賞2013北陸三県の受賞企業も6社だったので、北陸三県としては前年に引き続き6社入賞となった。福井県から4社入賞と躍進しているのが目立つ。とにかく、受賞した企業にはおめでとう!といいたい。

中小企業IT経営力大賞2014北陸三県の受賞企業
IT経営実践認定企業2014

経済産業省のWEBサイトでは受賞した約100社の一覧が掲載されている。ほとんどの企業がホームページのURLがあり、リンクがついているので、該当企業のホームページを簡単に見ることができるのがいい。
北陸三県では、北陸ネットショップコンテストでグランプリを受賞した3社がこぞって入賞しているのが特徴である。

北陸のネットショップコンテストでグランプリを受賞した3社が入賞

北陸で入賞した6社のうち、福井県が4社と躍進。しかもその4社のうち3社が北陸のネットショップコンテストのグランプリ受賞企業であることが目立っている。

72の「水野商品館株式会社」は1回めのグランプリ受賞企業。「アンティーク家具ハンドル」というネットショップを運営しており、実店舗とネットショップという多チャンネルでの顧客接点で成功している企業である。ネットショップとしての成長力がすばらしく、勢いに乗っているネットビジネスの好例である。

69の「株式会社小林大伸堂」は2回めのグランプリ受賞企業。開運印鑑やローズストーンというネットショップを運営しており、実店舗とネットショップの両方がある点では上記の「アンティーク家具ハンドル」と同じだが、ネットショップ運営で成功した後に実店舗を大きくリニューアルした点が特徴である。

71の「株式会社フクイカメラサービス」は3回めのグランプリ受賞企業。デジタルカメラの修理ビジネスというネットショップではない新業態である。壊れたデジカメを家庭から引取り、修理工程を見える化したうえで、またお客様のもとまでお返しするというプロセスがしくみ化され、あらたなWEBサービスとして開発し実践している点がすばらしい。

北陸で6社の受賞を喜ぼう

福井県で受賞したもう1社は「株式会社津田」。中古トラックの販売や買い取り、さらにトラックに関する部品販売など総合サービスを大規模に展開して成功している事例である。ツダグループとして約100名規模になる中小企業者で躍進ぶりがうかがわれる。

石川県で受賞した、「株式会社NTKはかほく市の機械製造業。ホームページを見ると「工作機械カバー・多品種一個生産」というキャッチフレーズで独自性を打ち出している。板金加工部門を設け板金フレーム・カバー・筐体・部品と製作~組立まで一貫した生産が特徴である。

石川県で受賞したもう1社、株式会社松本は食品卸で近江町市場内に会社がある。「おいしい店」というネットショップも運営しており、ISICOお店ばたけにも出店している。今回の受賞では、ネット通販よりも社内のIT化推進が高く評価されている。IT化による業務合理化や社員のナレッジマネジメントの推進が、新たな販路開拓の源泉となり、業績を大きく伸ばしたことが評価されたようだ。

全国で約100社の受賞で、そのうち北陸三県で6社というのは約6%の比率である。北陸三県は人口比率では全国の3%に満たないくらいの小さな地域だけに6社も入賞したことを誇りに思いたい。北陸で受賞した企業にはあらためて、おめでとう!といいたい。

ITコーディネータ協会のWEBサイトでIT経営力大賞受賞企業を支援したITコーディネータを発表

上記の受賞企業を支援したITコーディネータが、ITコーディネータ協会のWEBサイトで紹介されている。
http://www.itc.or.jp/about/casestudy/keieiryoku_14.html

以下、遠田が紹介された分を抜粋

29

株式会社 松本

卸売業

石川県金沢市

遠田 幹雄

30

水野商品館 株式会社

小売業

福井県福井市

遠田 幹雄

31

株式会社 小林大伸堂

小売業

福井県鯖江市

遠田 幹雄

以上