ワードプレス(WordPress)アクセス解析

「H&F」というワードプレスのプラグインを使えば、マイクロソフトクラリティやジューサーDMPのトラッキングコードの挿入が簡単です

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H&F(Head, Footer and Post Injections)「H&F(Head, Footer and Post Injections)」というワードプレスのプラグインを使って、Microsoft ClarityとJuicer DMPのトラッキングコードをWordPressに挿入する方法を紹介します。このプラグインは、特定のページやサイト全体のヘッダー部分などに、カスタムスクリプトを簡単に追加できる便利なツールです。

トラッキングコードの挿入手順

プラグインのインストールと有効化

  1. WordPressダッシュボードにログインします。
  2. サイドバーの「プラグイン」メニューから「新規追加」をクリックします。
  3. 検索ボックスに「Head, Footer and Post Injections」と入力し、表示されたプラグインをインストールします。
  4. インストールが完了したら、「有効化」をクリックします。

トラッキングコードの取得

マイクロソフトクラリティ

  • Microsoft Clarity: Microsoft Clarityの公式サイトにアクセスし、アカウントを作成してください。プロジェクトを設定するとトラッキングコードが表示されます。それをコピーします。
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ジューサーDMP

  • Juicer DMP: Juicer DMPのサイトにアクセスし、アカウントを作成してください。ドメイン名などを入力し設定ができればトラッキングコードを取得できます。それをコピーします。
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トラッキングコードの挿入

  1. WordPressダッシュボードで「設定」から「Header and Footer」をクリックします。
  2. 「Head, Footer and Post Injections」の設定ページが開き、複数のコード挿入エリアが表示されます。
  3. 各トラッキングコードは、通常以下のエリアに追加します。
    • HEAD SECTION INJECTION: Microsoft ClarityとJuicer DMPのトラッキングコードを、<head>タグ内に挿入したい場合、ここに貼り付けます。
    • BODY SECTION INJECTIONまたはFOOTER SECTION INJECTION: クラリティやJuicerの指示に合わせて、<body>直後またはページのフッターに配置したい場合はこちらのエリアに挿入してください。
  4. Microsoft ClarityとJuicer DMPのコードを、それぞれ希望のエリアに貼り付けたら、ページ下部の「保存」ボタンをクリックします。
    →今回はHEAD SECTION INJECTIONに挿入します

動作確認

  1. トラッキングコードが正しく動作しているか確認するため、ページを開き、ブラウザのデベロッパーツール(Ctrl + Shift + I)でソースコードを確認します。
  2. また、Microsoft ClarityとJuicer DMPの管理画面で、リアルタイムデータや解析データが正しく表示されているかをチェックし、トラッキングが正常に機能しているか確認してください。