analyticsトラッキングコードが新旧混在しECデータがとれなくなったので刷新した。グーグルアナリティクス(analytics)のトラッキングコードはユニバーサルアナリティクスのトラッキングコードに変えるタイミングに来ている。新規でアナリティクスをスタートする場合はすでにユニバーサルアナリティクスだし、近々には現状のトラッキングコードも新トラッキングコードに変わるはず。昨年からトラッキングコードをユニバーサルアナリティクスに更新しているが、一部でトラッキングコードが新旧混在していた。そのせいでEC(eコマース)データが取得できないようになっていたので修正作業を行なった。
対象ページはエクセルの互換パック説明ページからダウンロード紹介ページに至るまでの流れの最終にある「ダウンロードのページ」。このダウンロードページに埋め込んだトラッキングコードに不具合があった。
▼目標達成プロセスではデータがとれていた
▼analyticsの販売実績(コンバージョン)では3月3日からデータが取得できていない
販売実績(コンバージョン)の金額を送るところがうまくいっていないということなので、調べてみたらトラッキングコードが新旧混在していることがわかった。
▼不具合が起きていたページのトラッキングコード(3月3日設置)
<script>
(function(i,s,o,g,r,a,m){i[‘GoogleAnalyticsObject’]=r;i[r]=i[r]||function(){
(i[r].q=i[r].q||[]).push(arguments)},i[r].l=1*new Date();a=s.createElement(o),
m=s.getElementsByTagName(o)[0];a.async=1;a.src=g;m.parentNode.insertBefore(a,m)
})(window,document,’script’,’//www.google-analytics.com/analytics.js’,’ga’);ga(‘create’, ‘UA-1080502-2’, ‘tohdamikio.com’);
ga(‘send’, ‘pageview’);</script>
<script type=”text/javascript”>
var pageTracker = _gat._getTracker(“UA-1080502-2”);
pageTracker._initData();
pageTracker._trackPageview();pageTracker._addTrans(
0001, // Order ID
“”, // Affiliation
1, // Total
“”, // Tax
“”, // Shipping
“”, // City
“”, // State
“japan” // Country
);pageTracker._addItem(
0001, // Order ID
“1”, // SKU
“msgokanpack1”, // Product Name
“download”, // Category
1, // Price
“1” // Quantity
);pageTracker._trackTrans();
</script>
このトラッキングコードは、上部は新トラッキングコードのユニバーサルアナリティクスのものであが、下部の販売実績データを取得するためのトラッキングコードは以前のままだった。以下の旧トラッキングコードと比較すると中途半端な改定だったことがわかる。
▼3月3日以前のトラッキングコード(旧トラッキングコード)
<script type=”text/javascript”>
var gaJsHost = ((“https:” == document.location.protocol) ? “https://ssl.” : “http://www.”);
document.write(unescape(“%3Cscript src='” + gaJsHost + “google-analytics.com/ga.js’ type=’text/javascript’%3E%3C/script%3E”));
</script>
<script type=”text/javascript”>
try {
var pageTracker = _gat._getTracker(“UA-1080502-2”);
pageTracker._setDomainName(“none”);
pageTracker._setAllowLinker(true);
pageTracker._trackPageview();
} catch(err) {}</script><script type=”text/javascript”>
var pageTracker = _gat._getTracker(“UA-1080502-2”);
pageTracker._initData();
pageTracker._trackPageview();pageTracker._addTrans(
0001, // Order ID
“”, // Affiliation
1, // Total
“”, // Tax
“”, // Shipping
“”, // City
“”, // State
“japan” // Country
);pageTracker._addItem(
0001, // Order ID
“1”, // SKU
“msgokanpack1”, // Product Name
“download”, // Category
10, // Price
“1” // Quantity
);pageTracker._trackTrans();
</script>
そこで、すべてユニバーサルアナリティクスのEC(イーコマース)用のトラッキングコードに書き換えることにした。
▼修正したトラッキングコード
<script>
(function(i,s,o,g,r,a,m){i[‘GoogleAnalyticsObject’]=r;i[r]=i[r]||function(){
(i[r].q=i[r].q||[]).push(arguments)},i[r].l=1*new Date();a=s.createElement(o),
m=s.getElementsByTagName(o)[0];a.async=1;a.src=g;m.parentNode.insertBefore(a,m)
})(window,document,’script’,’//www.google-analytics.com/analytics.js’,’ga’);ga(‘create’, ‘UA-1080502-2’, ‘tohdamikio.com’);
ga(‘send’, ‘pageview’);</script>
<script>
ga(‘require’, ‘ecommerce’, ‘ecommerce.js’);ga(‘ecommerce:addTransaction’, {
‘id’: ‘0001’, // transaction ID – required
‘affiliation’: ‘domodomostore’, // affiliation or store name
‘revenue’: ’10’, // total – required
‘shipping’: ‘0’, // tax
‘tax’: ‘0’, // shipping
‘currency’: ‘JPY’ // currency code
});ga(‘ecommerce:addItem’, {
‘id’: ‘0001’, // transaction ID – required
‘name’: ‘msgokanpack1’, // product name
‘sku’: ‘msgokan’, // SKU/code – required
‘category’: ‘download’, // category or variation
‘price’: ’10’, // unit price – required
‘quantity’: ‘1’, // quantity – required
‘currency’: ‘JPY’ // currency code
});ga(‘ecommerce:send’);
</script>
ここで
ga(‘require’, ‘ecommerce’, ‘ecommerce.js’);
という新しいトラッキングコードを使った。
出典は英語版だが
https://developers.google.com/analytics/devguides/collection/analyticsjs/ecommerce
を参考にした。
これでしばらく様子を見ることにする。
この記事を書いた遠田幹雄は中小企業診断士です
遠田幹雄は経営コンサルティング企業の株式会社ドモドモコーポレーション代表取締役。石川県かほく市に本社があり金沢市を中心とした北陸三県を主な活動エリアとする経営コンサルタントです。
小規模事業者や中小企業を対象として、経営戦略立案とその後の実行支援、商品開発、販路拡大、マーケティング、ブランド構築等に係る総合的なコンサルティング活動を展開しています。実際にはWEBマーケティングやIT系のご依頼が多いです。
民民での直接契約を中心としていますが、商工三団体などの支援機関が主催するセミナー講師を年間数十回担当したり、支援機関の専門家派遣や中小企業基盤整備機構の経営窓口相談に対応したりもしています。
保有資格:中小企業診断士、情報処理技術者など
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