AI(人工知能/ディープラーニング)

エクセルのマクロの修正や改善をするならChatGPTのDataAnalystというカスタムGPTが便利です

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ChatGPTのDataAnalystChatGPTの「DataAnalyst」というカスタムGPTは、データを使った問題解決や分析をサポートしてくれる便利なツールです。データ分析に詳しくない初心者でも使いやすそうです。例えば、エクセルのデータを読み込ませて、グラフを作成したもらったり、マクロの修正をしてもらったりすることが可能です。

ChatGPTの「DataAnalyst」というカスタムGPT

ChatGPTの「Data Analyst」カスタムGPTは、データ分析に特化した機能や能力を備えたカスタムモデルです。このモデルは、特にデータに基づく意思決定や分析を支援するために設計されています。

ChatGPT - Data Analyst
Drop in any files and I can help analyze and visualize your data.

※「Data Analyst」はChatGPTの有料版ユーザーなら利用可能ですが無料版ユーザーだと利用できませんのでご注意ください

「Data Analyst」が提供できる代表的な機能には以下のようなものがあります。

データ分析

  • CSV、Excelファイルなどのデータセットをアップロードして、統計分析やデータ処理を行います。
  • 基本統計量(平均、中央値、分散など)の計算。
  • 時系列分析やトレンドの特定。
  • 異常値の検出。

データ可視化

  • データに基づいてグラフやチャートを生成します(例: 棒グラフ、折れ線グラフ、散布図など)。
  • カスタマイズされた視覚化でデータの理解を深めます。

データクレンジング

  • 欠損値の処理や異常値の修正。
  • データフォーマットの統一。
  • カテゴリデータのエンコーディング(ラベルエンコーディング、ワンホットエンコーディングなど)。

データモデリング

  • 回帰分析や分類モデルの構築。
  • 機械学習アルゴリズム(例えば線形回帰、ランダムフォレスト、クラスタリングなど)の簡易適用。
  • モデル評価(正確性、再現率、F1スコアなどの指標計算)。

仮説検定と統計分析

  • t検定、χ²検定、ANOVAなどの統計手法を用いてデータを検証。
  • 信頼区間やp値の計算。

自然言語処理(NLP)とデータの統合

  • テキストデータの分析(頻度分析、トピックモデリングなど)。
  • 他のデータソースとテキストデータの組み合わせ分析。

レポート作成

  • 分析結果をわかりやすく説明する要約やレポートを自動生成。
  • グラフや統計結果を含むプレゼンテーション向けのアウトプットを提供。

質問への応答

  • データセットに基づいて具体的な質問(「売上が最も高い月は?」、「この製品の売れ筋は?」など)に応答。
  • 数値やトレンドの根拠をわかりやすく提示。

利用例

  • ビジネスデータの分析: 売上データやマーケティングキャンペーンの効果を分析。
  • 研究やアカデミックな利用: 論文用データの解析や統計のサポート。
  • 日常利用: 家計簿や個人プロジェクトのデータ管理と分析。

カスタムGPT「Data Analyst」はこれらの機能を一元的に提供し、データ分析を効率化することで、ユーザーが素早くインサイトを得るのを助けます。使い方に応じて高度な質問や分析が可能です

実際の利用例

エクセルマクロの修正

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フォルダ内にある複数のエクセルファイルを串刺し集計するにはVBAマクロが便利です(ChatGPTで作成)
フォルダ内にある複数のエクセルファイルを串刺し集計して合計した表を自動で作成するという処理についてはVBAマクロが一番よさそうです。 エクセルで、その都度手動で串刺し集計をするのはけっこうたいへんだし、間違いが起きやすいです。他のツールも検討してみましたが、エクセルを使える環境にある人なら追加料金なしで使えてメンテナンスもしやすいといういう特徴を踏まえると、VBAマクロが一番適していました。 なお...

上記の記事で紹介しているマクロに付いて改善点がないか調べてみました。

どもども遠田
どもども遠田

このエクセルのマクロの動作チェックをしてください

AIの回答
AIの回答

提供いただいたVBAコードは、以下の機能を備えています。

機能概要

  1. フォルダ選択:
    • フォルダ選択ダイアログを開き、ユーザーが特定のフォルダを選択します。
  2. 対象範囲のリセット:
    • Sheet2の特定のセル範囲 (F10:I37M10:M37) を0に初期化。
  3. フォルダ内のExcelファイルを串刺し集計:
    • 選択されたフォルダ内のすべてのExcelファイルを順に開き、1枚目のシートの同じセル範囲を集計。
  4. 処理したファイル数をカウント:
    • 処理したファイル数をカウントし、最終的にセル M1 に表示。
  5. 終了時の通知:
    • 集計が完了したらメッセージボックスを表示。

動作チェック

以下のように確認を進めることを推奨します。

1. フォルダ選択の動作確認:

  • コードの Application.FileDialog(msoFileDialogFolderPicker) をテストし、フォルダ選択が正しく動作するか確認します。

2. 対象範囲のリセット:

  • F10:I37 および M10:M37 の範囲が0にリセットされるか確認します。

3. 集計の正確性:

  • サンプルデータを含む複数のExcelファイルを用意し、範囲の合計が正しく計算されるか検証します。

4. ブック数の記録:

  • M1 に処理されたファイル数が正確に記録されるか確認します。

5. エラーハンドリング:

  • 空のフォルダや形式の違うファイル(例: xlsm)を含むフォルダでエラーが発生しないか確認します。

改善点(推奨)

  1. エラー処理の追加:
    • 読み取り中のエラーが発生した場合に備えて、適切なエラー処理を追加することをお勧めします。
  2. 列範囲の柔軟性:
    • 現在は固定範囲(F10:I37M10:M37)を指定していますが、ユーザーが柔軟に範囲を変更できるようにすると便利です。
  3. 複数シート対応:
    • 開くブックの2枚目以降のシートも集計対象にするオプションを提供。

これらの改善を実施すれば、さらに使いやすくなるでしょう。特定の点をさらに詳しく確認したい場合は教えてください!

こうして改善点を教えてくれるのはすばらしいですね。

エクセルからグラフの作成

シンプルな表をアップロードして、見栄えの良いグラフ作成を提案してもらうことも可能です。

こんな感じで解説付きでグラフ作成してくれます。