スマフォアプリの「messenger」といえば、Facebookのメッセージをやりとりするためだけに使うものだった。Facebookの利用法もどんどん変化しており、Facebook本体よりも「messenger」が中心になってきたという人の話も聞くようになった。相手の電話番号さえ入力すればメッセージを送ることもできるようになったらしい。音声メッセージの録音ができたりするのも便利。
最近、この「messenger」アプリの機能がさらにぐんぐん向上しており、無料通話ができるまでになっている。音声通話の品質も悪くない。スタート当初のLINEの機能がそのまま「messenger」アプリだけで実現できているような感じである。
▼「messenger」で通話
messengerで通話するときは、連絡したい相手の画面で、右上の電話アイコンをタップするだけ。相手に呼び出し音が鳴って、応答すれば普通に会話できる。
▼通話できない相手もいる
「この人とは現在通話できません」というメッセージが出て、通話できない相手もいる。携帯番号の登録認証をすませていない場合などでは無料通話を使えないようだ。
Facebookの使い方がどんどん変化してきている。Facebookでの楽しい会話より実務的なメッセージや無料通話のほうを使うという例がどんどん増えている。とくに30歳以上のビジネスマンや管理職や経営者層など中高年層にFacebook利用者が多いと思われるので、ビジネス上の利用がどんどん進むと思われる。
また、日本では無料電話などのアプリはすでに複数あり、インフラになりつつあるが、若者ではLINEのほうが圧倒的にシェアが高い。そのような中で無料通話アプリはどのように変化していくのか興味深く推移を見守りたい。
この記事を書いた遠田幹雄は中小企業診断士です
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