Googleのマッツカット氏がバックリンクの価値を下げることを発表。同時に著者重視に変えていくことを名言した。著者重視とは、信頼できる人物が記述した価値ある情報内容であるかどうかということを重視するということである。この著者重視の方向は「オーサーランク(AuthorRank)」というアルゴリズムで数値化されるはずである。あと数年はバックリンクも評価するということであるが、その後は著者重視になっていくという。
1998年にGoogleが創業して以来、検索エンジンの品質は劇的に向上した。その重要なアルゴリズムは「リンクの価値を評価する」という「ページランク(PageRank)」だった。検索エンジンは十数年続いた「PageRank重視」から「AuthorRank重視」へと大きな変化をすることになった。
マッツカット氏の動画は「http://youtu.be/iC5FDzUh0P4」にて公開されている。
冒頭の説明文は以下のとおり。
Published on May 5, 2014
Google changed the search engine market in the ’90s by evaluating a website’s backlinks instead of just the content, like others did. Updates like Panda and Penguin show a shift in importance towards content. Will backlinks lose their importance?
この英文をGoogle翻訳で日本語に翻訳し、要約すると
Googleは、コンテンツのウェブサイトのバックリンクを評価することによって、90年代に検索エンジン市場を劇的に変えた。パンダとペンギンのようなアップデートは、コンテンツに向けた重要性のシフトを示している。バックリンクは、その重要性を失うことになる?
となる。
これからのSEOは大きく変わる。バックリンクに頼るSEOはすでに、パンダやペンギンにより崩壊しつつあった。しかし「手動による対策」というのはGoogleとしても本意ではなかった。この発表にあるように「オーサーランク(AuthorRank)」というアルゴリズムが完全に機能していくようになれば、手動による対策は縮小していくだろう。
となると、SEOの観点からはより「著者重視」を意識しなければならない。いわゆる「コンテンツSEO」が重要になるということである。ページ単位でコンテンツそのものの価値を高め信頼される情報源となることで、サイトとしてオーソリティ性を高め著者としての価値を高めていくことが重要になる。
なお、ユーチューブにはGoogleウェブマスターツール専用のチャネルがある。
SEOに関する最新情報はここから発信されることが多い。ほとんど英語の動画ばかりだが、日本語の役に立つ動画もある。Google日本人スタッフによる「ウェブマスター・オフィス・アワーズ」という番組がそれで、ほぼ毎月30分程度の内容を配信している。
この記事を書いた遠田幹雄は中小企業診断士です
遠田幹雄は経営コンサルティング企業の株式会社ドモドモコーポレーション代表取締役。石川県かほく市に本社があり金沢市を中心とした北陸三県を主な活動エリアとする経営コンサルタントです。
小規模事業者や中小企業を対象として、経営戦略立案とその後の実行支援、商品開発、販路拡大、マーケティング、ブランド構築等に係る総合的なコンサルティング活動を展開しています。実際にはWEBマーケティングやIT系のご依頼が多いです。
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