本日(1月13日)は成人の日という祝日です。2022年の法改正で日本の成人が20歳から18歳に引き下げられました。
成人の日で祝う対象は18歳でしょうか?それとも20歳でしょうか?これってけっこう疑問ですよね。
成人となっても飲酒や喫煙が認められるのは20歳からだし、18歳って本当に成人なのか社会的な認知が進んでいないような気がします。成人が18歳になってからまだ数年しか経過していませんが、成人式の対象が18歳なのか20歳なのかという混乱は続いているようです。
成人について
成人は18歳
2022年4月1日から、日本の成人年齢は18歳に引き下げられました。これは明治時代から約140年間続いていた20歳からの変更となります。
法的な成人年齢と成人式の年齢
法的な成人の意味
- 18歳で親の同意なく契約が可能
- 親権から離れる
- 自分で進路や居住地を決定できる
成人式は20歳が対象
ほとんどの自治体では、依然として20歳を対象に成人式を開催しています。これには以下の理由があります。
- 18歳は高校3年生で受験や就職活動の時期と重なる
- 20歳からお酒が飲めるため、お祝いの場を共有しやすい
- 従来からの慣習を継続
法的には成人が18歳になりましたが、成人式はこれまでどおりに20歳を対象にしている自治体がほとんどです。
2025年成人式の例
2025年1月13日の成人式では、以下が対象となります
- 対象年齢:2004年4月2日~2005年4月1日生まれの方
- 式典当日は多くの方が19歳か20歳
- 大学2年生または社会人2年目が中心
なお、一部の自治体(三重・伊賀市など)では18歳で成人式を開催する例もありますが、これは少数派となっています。
つまり、法的な成人は18歳になりましたが、行事としての成人式は20歳が対象ということです。
これから成人式は何歳が対象になっていくのか?
法律では成人が18歳になったものの、成人式の対象は20歳というのは少し矛盾も感じますね。これから成人式はどうなっていくのでしょうか?
生成AIを使ってこの問題を考えてみました。そのまとめをnoteにて記録しておきました。
「成人式は法的な成人年齢(18歳)とは必ずしも一致しない」「20歳での開催を継続する自治体が多い」という現状から、今後はどうなっていくのかを考えてみるいい機会ですね。
成人の日は
・18歳成人を記念する節目
・20歳を祝う同窓会的な祝宴
というダブルスタンダードを社会的にどのように定着させていくのか、時間がかかりそうな気がします。
この記事を書いた遠田幹雄は中小企業診断士です
遠田幹雄は経営コンサルティング企業の株式会社ドモドモコーポレーション代表取締役。石川県かほく市に本社があり金沢市を中心とした北陸三県を主な活動エリアとする経営コンサルタントです。
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