LINEのアカウント乗っ取り事件の被害が拡大しているようだ。LINEはPINコード入力することでセキュリティ強化したため少しは改善される方向に行くだろうが、SNSのアカウントを乗っ取られてしまうと深刻だ。知人からは本人であることを確認する方法が少ないからだ。とくにSNSを多用している人がアカウント乗っ取りにあうと、無条件に信じられてしまう可能性が高い。「お金を貸して、この口座に振り込んで」とメッセージがきたときに本人だと信じて送金するとその後に大きな信用問題が起きる。
だからこそ、SNSのセキュリティは高めておく必要がある。GoogleやYahoo!はIDとPW以外にも二重認証で本人認証を行う仕組みがあるため乗っ取りは容易ではない。心配なのはFacebookである。調べてみると、セキュリティコードによる1タイムパスワードを設定できるようになっていたので設定した。
ワンタイムパスワードとは、ログインしようとするときにIDとPW以外に必要なPWで、10分程度しか有効期限がなく、そのワンタイムパスワードは事前に登録したメールアドレスに送られるので自分以外がログインすることが困難になるという二重のパスワードなのだ。
ワンタイムパスワード(セキュリティコード)の設定方法
Facebookのセキュリティ管理画面から「ログイン承認」を編集する。
「使用したことのないブラウザからアカウントにアクセスする際にセキュリティコードを求める」の頭に☑をつける。
セキュリティコードの受け取り方は、携帯メール(自分の設定した携帯メールが表示されるはず)へテキストを送信というのを選択する。また、メールアドレスが入力できる画面になってもパソコン用のメールアドレスではNGで、必ず携帯用のメールアドレスでないとうまく登録ができないようになっているようだ。
この設定をしておけばセキュリティはかなり向上する。
もしも、FacebookのIDとPWが何者かに漏洩してログインを試みられても、初めて使うPCやスマートフォンだとセキュリティコードが要求され、そのコードを入力しないとログインできないからである。セキュリティコードは自分の携帯にメールで送られてくるので、誰かが不正にログインしようとすればその時点で確認できる。そのさいは急いでPWを変更し、場合によってはFacebookに通報すればよい。
自分だけが普通に使っているときは少し面倒な設定であるが、もしものときのために設定しておくのをおすすめする。
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