ちょっとしたクイズをWEB上のアプリにして公開し、交流を図るのはユーザーとのコミュニケーション強化に有効ですね。
では、そんなクイズをどうやって作るのか?悩みますよね。実はクイズ問題の作成もプログラムのコード作成もChatGPTで簡単に作ることができます。事例としてやってみました。興味ある方は参考にしてください。
ChatGPTでクイズを作成する
柴犬クイズを作ってみました
柴犬に関するプチクイズです。全4問あります。
全問正解すると「柴犬マスター」になれます(笑)
お米クイズも作ってみました
お米クイズは全10問あります。最初の5問が全問不正解だと最初の画面に戻されます。10問すべてに回答すると得点が表示され、正解の確認をすることもできます。
ChatGPTのモデルは「4o」より「o3-mini-high」
柴犬クイズはChatGPT「4o」で作成しました。対話だけで作成できるので便利ですね。
一方、お米クイズは途中でChatGPTの「o2-mini-high」に変更しました。というのは、プログラムが複雑になると「4o」では対応できなくなります。実際におきた不具合は「|」がコード内に挿入されてしまい自己解決もできなくなりました。
その点、「o2-mini-high」だと、コードを書くことに最適化されているようなので、そもそもそのような間違いを起こさないし、修正も容易にしてくれます。
上記の問題を起こしたphpコードをすべてコピペし、ChatGPTのモデルを「o2-mini-high」に変更したうえで、貼付けして修正作業を続けることができました。最終的に完成したphpコードは「o2-mini-high」が出力した内容のもです。
テキストエディタとFTPソフトがあればこのような作業ができます。
みなさんもちょっとしたPHPプログラムなら簡単にChatGPTで作成できるので試してみてください。
もっとコミュニケーションを深めるためのアイデア
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このクイズをもっと楽しくお客様とコミュニケーションするためには、さらにどんな工夫が有効ですか?
アイデアを列挙してください。
ということで、ChatGPTに回答してもらいました。その内容は以下のとおりです。
柴犬クイズをもっと楽しくし、お客様とのコミュニケーションを深めるためのアイデアを以下に列挙します!🐶✨
ビジュアルの強化
✅ 柴犬の画像・イラストを追加:各問題や正解発表時に可愛い柴犬の写真やイラストを表示する
✅ アニメーションを使う:回答時に柴犬が喜んだり、しょんぼりする簡単なアニメーションを加える
✅ 柴犬のGIFアニメ:楽しいリアクションを出す
インタラクティブ性の向上
✅ タイムアタック機能:制限時間内に回答するとボーナスポイントがもらえる
✅ ヒント機能:難しい問題には柴犬のヒントが出る(例:「ヒント:水が関係してるよ🐕」)
✅ ランダムな質問順:毎回違う順番で出題し、リプレイ性を高める
ゲーミフィケーション要素
✅ 称号システム:「柴犬マスター🐕」「柴犬ビギナー🐾」などスコアに応じた称号を表示
✅ スコアランキング:参加者のスコアをランキング表示(※ユーザー名入力機能が必要)
✅ クイズ後の柴犬診断:「あなたはツンデレ柴犬タイプ!」のような診断結果を表示
✅ ボーナス問題:高得点の人だけにスペシャル問題を出題
ソーシャルシェア&拡散
✅ クイズ結果をSNSでシェア:「私は柴犬クイズ〇点でした!あなたも挑戦しよう!」とツイートできるボタン
✅ 参加者限定キャンペーン:「クイズに参加した人は○○割引クーポンゲット!」のような特典をつける
✅ 友達招待機能:LINEやX(Twitter)で友達を招待すると特別問題に挑戦できる
実店舗やサービスとの連携
✅ クイズ結果でプレゼント:「満点の人は店舗で柴犬ステッカーをプレゼント!」
✅ 柴犬イベントとの連携:リアルな柴犬カフェやイベントでクイズを実施し、リアルタイムランキングを出す
✅ 柴犬グッズ販売ページと連携:クイズに登場した柴犬グッズ(おもちゃ・ステッカー・Tシャツなど)の購入リンクを表示
ユーザー参加型の仕組み
✅ ユーザーが問題を投稿できる:「あなたの考えた柴犬クイズを募集!」のフォームを用意
✅ 柴犬の写真投稿機能:「あなたの柴犬のベストショットをクイズのヒントに採用!」
✅ 柴犬に関する豆知識コーナー:クイズの正解発表時に「柴犬の歴史」や「柴犬の性格」などの豆知識を表示
📌 どれか試してみたいアイデアはありましたか?
カスタマイズできるように、機能追加の相談もOKです!🐕🎉
ChatGPTのモデルは使い分けが大事
「o1」と「o3-mini-high」を使い分けましょう
ChatGPTには複数のAIモデルがあります。生成AI進化の過程で古いものと新しいものというバージョンの違いもありますが、最近では用途にや機能にあわせてAIモデルを使い分けるようになってきました。
文章系の課題なら→「o1」
数学系やコードを書くなら→「o3-mini-high」
というような使い分けが代表的な例です。以下にて解説いたします。
問題作成は「o1」で
→ 専門知識が必要な問題作成で真価発揮
例:
「AI倫理問題を3パターン作って」と指示するだけで
・深い内容の問題文
・専門家レベルの選択肢
を自動生成
プログラム作成は「o3-mini-high」で
→ ウェブシステム構築を効率化
例:
「4択クイズのPHPプログラム作って」とお願いすると
・ミスの少ないコード
・最新セキュリティ対策済み
のシステムを即作成
比較表
タスク | 担当AI | 得られる強み |
---|---|---|
問題作成 | 博士AI | 「深い知識」×「創造性」 |
プログラミング | 職人AI | 「正確さ」×「スピード」 |
このようにChatGPTには多数のモデルがあるので、目的に応じて使い分けるのがよいですね。
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この記事を書いた遠田幹雄は中小企業診断士です
遠田幹雄は経営コンサルティング企業の株式会社ドモドモコーポレーション代表取締役。石川県かほく市に本社があり金沢市を中心とした北陸三県を主な活動エリアとする経営コンサルタントです。
小規模事業者や中小企業を対象として、経営戦略立案とその後の実行支援、商品開発、販路拡大、マーケティング、ブランド構築等に係る総合的なコンサルティング活動を展開しています。実際にはWEBマーケティングやIT系のご依頼が多いです。
民民での直接契約を中心としていますが、商工三団体などの支援機関が主催するセミナー講師を年間数十回担当したり、支援機関の専門家派遣や中小企業基盤整備機構の経営窓口相談に対応したりもしています。
保有資格:中小企業診断士、情報処理技術者など
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