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台風11号が通過した8月10日の日曜日はかなりのイベントが中止や延期になった

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台風11号進路予報(気象庁)台風11号は四国に上陸し本州の兵庫県を横断するように進み日本海に抜けていった。この台風11号進路予報図は気象庁が発表した8月10日午後6時のもので、この時間帯が石川県に最接近していたようだ。真夏の日曜日の台風ということで、各地では多数のイベントが企画されていたが、台風の影響で中止や延期される例が多かった。イベント業界は書き入れ時だっただろうが、こればかりは自然相手なのでしかたがない。
当方も本日は外出を控えて自宅待機といったところだ。

台風11号進路予報(気象庁)

この台風の進路図を2日前の8月8日の進路予報図と比べてみると、かなり正確に予測できていたことがわかる。とくにアメリカの米軍合同台風警報センター(JTWC)の予報の精度には恐れ入る。

また気象庁は台風の動きを「台風モデル」と呼ぶ計算プログラムを使って予測する。今年2月には6年ぶりに計算単位を従来よりもきめ細かくした最新版に更新し、台風の位置の予測精度が改善したとのことだ。ただし、台風の強度はなかなか正確に予測できないらしい。

今後、ビッグデータをますます進化する。気象データに関しては、人工衛星やドローン(無人物体)などを使って情報収集を強化し、アルゴリズムも高度化していくことで予測精度が増していくことだろう。