「フリガナが抜けていますので、再提出をお願いします。」
そんな指摘を受けて、「えっ!?ちゃんと書いたつもりなのに…」と驚いたこと、ありませんか?
当社は、株式会社ドモドモコーポレーションといいますが、社名がカタカナなのでフリガナをつけ忘れることがあります。今回は日本年金機構への社会保険料引落に関する資料なので明確に正しく記入することが求められます。なので、フリガナ記入が抜けていたのは明らかに当社のうっかりミスです。
さて、再提出でフリガナをつけるさいに「株式会社」のフリガナをどうするか、ちょっとこれ疑問を持ちました。「カブシキガイシャ」or「カブシキカイシャ」のどっちが正しいのでしょうか?また「カブ」という省略形や、銀行振込で使われる表示の「カ)」ではだめなのでしょうか?
「カブシキガイシャ」 vs 「カブシキカイシャ」 – どっちが正解?
今回は、「株式会社のフリガナ問題」について調べましたので紹介しておきます。
結論から言うと、どちらもOK!
・カブシキガイシャ ✅(一般的に多く使われる)
・カブシキカイシャ ✅(発音の違いで使う人もいる)
ただし、国税庁の法人番号公表サイトで登録されている法人名の約80%以上が「カブシキガイシャ」なので、迷ったら「カブシキガイシャ」のほうが無難です。
「カブ」や「カ)」はダメなの?
ダメです!🙅♂️
・「カブ」 ❌(略しすぎ!)
・「カ)」 ❌(銀行振込の時はOKだけど、公的書類ではNG)
公的書類では、正式なフリガナが求められるので、省略形は使えません。
株式会社のフリガナを「カブ」とか「カ)」などの省略形にするのはやめましょう。
「何も書かない」のはアリ?
これもNG!
フリガナ欄があるのに空欄だと、「記入漏れ」として扱われてしまいます。
再提出になるのはもったいないので、ちゃんと書きましょう!
なので
株式会社ドモドモコーポレーションのフリガナを
ドモドモコーポレーション
として記入すると、株式会社の部分のフリガナがないためNGとされる可能性が高いです。
最適なフリガナの書き方は?
ずばり、今回の例ならば「カブシキガイシャ ドモドモコーポレーション」と書けば間違いなし!
「カブシキカイシャ」でも受理される可能性は高いと思いますが、再提出のリスクを減らしたいなら「カブシキガイシャ」がオススメです。
つまり
✅ フリガナは「カブシキガイシャ」or「カブシキカイシャ」(迷ったら前者)
✅ 「カブ」や「カ)」はNG!
✅ 空欄もダメ!ちゃんと記入しよう
些細な違いですが、書類の再提出は手間がかかるもの。
スムーズに手続きを終わらせるために、正しいフリガナを意識して書きましょう! 😊
今回の調査ではPerplexityを使いました。
興味があるようでしたら上記のリンクを確認してください。
さて具体的にはどうしたか?
今回は「カブシキカイシャ」と書いて出してみます。
これで通れば「カブシキガイシャ」or「カブシキカイシャ」のどちらでもよいことが自信をもって証明できますからね。けっこう天邪鬼な自分がここにいました。
これで私も「フリガナマスター」かな(笑)
次回の書類提出の機会があればバッチリ一発で通るようにしたいと思います。

この記事を書いた遠田幹雄は中小企業診断士です
遠田幹雄は経営コンサルティング企業の株式会社ドモドモコーポレーション代表取締役。石川県かほく市に本社があり金沢市を中心とした北陸三県を主な活動エリアとする経営コンサルタントです。
小規模事業者や中小企業を対象として、経営戦略立案とその後の実行支援、商品開発、販路拡大、マーケティング、ブランド構築等に係る総合的なコンサルティング活動を展開しています。実際にはWEBマーケティングやIT系のご依頼が多いです。
民民での直接契約を中心としていますが、商工三団体などの支援機関が主催するセミナー講師を年間数十回担当したり、支援機関の専門家派遣や中小企業基盤整備機構の経営窓口相談に対応したりもしています。
保有資格:中小企業診断士、情報処理技術者など
会社概要およびプロフィールは株式会社ドモドモコーポレーションの会社案内にて紹介していますので興味ある方はご覧ください。
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