目が追いかけてくるペーパードラゴンがある。左右に角度をずらしてみると、なんとドラゴンの目線が追いかけてくる。右にいっても左にいっても目線が合う。まるでドラゴンが振り向いているかのように見える。このペーパードラゴンには電気や機械じかけはない。本当にシンプルな紙工作でできるものだ。
実は、これは人間の目の錯覚を利用したもの。ドラゴンの顔の部分は出っ張っているのではなく引っ込んでいる。しかし、人間の脳はこのような立体のものは「出っ張っている」というように記憶・認識している。そのため、引っ込んでいる部分の目が出っ張っている部分ととらえるため、ずっと目が追いかけてくるというように感じてしまうのだ。
このペーパードラゴンを左右から見た場合の動画はこちら。
URL→http://youtu.be/mzC4Zkx_iMg
ペーパードラゴンの展開図がダウンロードできるようになっていた。jpg形式とPDF形式の2種類用意されている。ダウンロードして厚紙にプリントするだけで準備OK。
▼出典URL
http://www.jclahr.com/science/Illusions/3d/paper_dragon.html
用意するものは、ペーパードラゴンをプリントした用紙とカッターとのりだけ。できれば定規とカッターで切る際に下に敷く下敷きのようなものがあったほうがよい。カッターがなければハサミでも代用できるが、切り込みの部分だけはカッターのほうが作業しやすい。
このペーパードラゴンは子供の夏休み工作の宿題になるかもしれない。それよりも大人のほうが楽しめそうなネタである。
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