商工会議所

門前町商工会は輪島市門前コミュニティセンター内にある、門前町が輪島市に合併後も門前町商工会は商工会議所とは別に存続している

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門前町商工会門前町商工会は輪島市門前町にある商工会。平成の大合併で、2006年2月に門前町は輪島市と合併し市町村では輪島市となった。合併前、輪島市にはすでに輪島商工会議所があり、門前町には門前町商工会があった。商工会議所と商工会はほぼ同じ昨日を持つ中小企業・小規模事業者支援団体だが設立根拠法が違う。また、伝統的な商圏エリアはずっとその地域に住む人々に培われたもので、合併したからといって急に変わるものでもない。現在、輪島市には旧市町村時代のままの輪島商工会議所と門前町商工会の2つの商工団体が存続している。

門前町商工会は輪島市門前コミュニティセンター内にある。
輪島市門前コミュニティセンター

奥能登地域は人口減少が進んでいる。門前町は合併前の2005年の国勢調査で7522人の人口だった。現在は6500名程度にまで減少していると見られる。

石川県内ではもっとも人口規模が少ない地域の商工会としては川北町商工会がある。川北町は現在でも単独行政を続けており、14歳以下人口が増加するなど県内でも人口増加傾向が強い活力ある地域である。

川北町の現在の人口は6300名程度であり、人口規模的には門前町商工会と同程度である。勢いでは川北町に分がありそうだが、伝統と文化では門前町は負けていない。門前町には総持寺があり、能登地域が世界農業文化遺産にしてされたこともあり、観光客増加も見込まれている。今後の商工業者の事業活力増加に期待したい。