山下達郎マニアックツアー2014は金沢会場で2日連続公演。二日目の9月14日(日)に聴きに来た。金沢はライブものにはあまり客が入らないという悪い評判が立っている。しかも二日連続というスケジュール。…にもかかわらず満員御礼という人気がすごい。
今回の山下達郎のツアーは「マニアックツアー」と題して、シングル発表曲や有名ヒット曲を演らず、レパートリー約300曲の中からあまりライブで演奏されていない曲(セットリスト)で組まれている。クリスマスイブもライドオンタイムも演らないわけで、そのため公演回数を前年の50回から29回と大幅に減らしている。
しかし、山下達郎人気は絶大で、固定ファンのリピータが多い。公演回数が減った分だけ「チケットがとれない人気公演」という現象が起きた。
金沢歌劇座での入口前には本人確認という長い列ができていた
今回の山下達郎マニアックツアーは入場時のチェックが厳しかった。入場時にはチケットだけでなく、身分を証明できる書類を提示しなければならない。運転免許証、健康保険証、住民票などを持参して本人チェックを受けるとツアー専用の黄色いリストバンドを手首につけてくれる。チケット購入者の同行者は本人確認ができないのでチケット購入者と一緒に本人確認のための列に並ばなければならない。つまり入場者全員がこのチェックを受けるわけで開演直前の時間は長い行列ができてしまうわけだ。
手首の専用リストバンドをつけると、やっと会場の歌劇座に入場できる。入場しても専用グッズを買うための行列が長い。会場の金沢歌劇座一階入口横の専用特設売り場からグッズを買うための行列がずっと続いていた。行列は階段を上り二階に続いており、二階の会場幅のスペースに達するくらいの長い列だった。二人づつ並んでおよそ100メートル?入場者しか買えないのにこの列の長さというのは、入場者はかなりの率でグッズを購入していることになる。
このグッズを買う列に並んでいて気づいたのは、県外からの来場が多かったということ。
列に並んでいるさいに目についたのは金沢の観光イラストマップを眺めている人がかなりいたことだ。世間はシルバーウィーク三連休で、今日は三連休のどまんなか。東京や大阪や名古屋でチケットが取れなかった人たちが金沢観光も兼ねて金沢会場の予約をとったということだろう。
厳しい本人確認と入場制限の理由
このように厳しい入場制限をしている理由は「転売対策」だった。人気の公演ともなればいわゆるダフ屋が鼻をきかす。チケットを大量に買い、ヤフオクなどで販売するという手法だ。偽名を使って多数購入するのが常套手段。しかし、購入者本人が偽名なら本人確認ができないため入場できない。入場できないチケットは商品価値がないため転売できないというわけだ。
しかし、転売目的でなく、やむをえない事情で本人がこれないこともあるだろう。そのさいはどうするのだろう。本人確認を通過すればいいので、身分を証明する書類を持っていけばいい。だから、購入者名が記入されたチケットと、購入者の運転免許証、健康保険証、住民票のうちどれかを同時に持参すればいいということだ。実際に、チケットに購入者の住民票をセットで転売しているというから驚いた。ダフ屋対策はイタチごっこかもしれない。
山下達郎マニアックツアーは楽しかった
さて、山下達郎のマニアックツアーの中身は楽しかった。たっぷり3時間以上のライブだ。今回のツアーは会場がホールではあるがライブハウスで演っているイメージ。ライブでの演奏が初めてだったり20年ぶり、30年ぶりという曲ばかり。そしていつものツアーより、よりフレンドリーでバラエティにとんでいた。昨年のツアーも金沢歌劇座で聴いたが違う曲の演奏が多かったし懐かしい曲が多く感慨深かった。
なお、今回のツアーでもクラッカーは必須。アンコールでは、心臓に…パーン!である。まだ公演が残っているのでセットリストは秘密(笑)かわりにバックミュージシャンの一覧を紹介しておく。
バックバンドのメンバー
- 小笠原拓海(ドラム)
- 伊藤広規(ベース)
- 佐橋佳幸(ギター)
- 難波弘之(ピアノ・キーボード)
- 柴田俊文(キーボード)
- 宮里陽太(サックス)
- 国分友里恵(コーラス)
- 佐々木久美(コーラス)
- 三谷泰弘(コーラス)
ドラムスの小笠原拓海はジャズの山下洋輔バンドのドラムスだったらしい。山下達郎が彼のプレイを気に入りバンドに勧誘したそうである。山下達郎のバックでドラムスといえば青山純を思い出すが、青山純は昨年暮れ(2013年)に亡くなっている。その青山純を彷彿させるダイナミックな小笠原拓海のドラムスはすごくよかった。この躍動的なグルーヴ感は打ち込みでは出ない。やはり生のライブはいい。
また、サックスの宮里陽大もジャズ畑からの登用だ。宮里陽大が今年リリースしたジャズのCDも山下達郎がエクゼクティブプロデューサーを務めてより、彼が世に広まるための支援をしている。こうして若くて才能あるジャズミュージシャンを登用していくこと、彼らの将来に光をもたらしているところもにくい。
ミュージシャンが食えなくなってきている時代だといわれている。一流のライブパフォーマンスを魅せてくれて、ホールにたくさんの人がくるようになれば、ミュージシャンのビジネスシーンも広がっていくだろう。
※以下は11月1日に追記
山下達郎マニアックツアー2014セットリスト
マニアックツアーは全口演を終了したので、セットリストを紹介
(セットリストはhttp://yosizo-99.blog.so-net.ne.jp/2014-07-26より引用)
1 SPACE CRUSH
2 あまく危険な香り
3 雨の女王
4 ピンク・シャドウ
5 MUSIC BOOK
6 ONLY WITH YOU
7 世界の果てまで
8 THE WAR SONG
9 AMAPOLA
10 I LOVE YOU…part2 ( 9.10 はアカペラ)
11 シャンプー
12 セールスマンズ・ロンリネス (11.12はローズピアノで弾き語り)
13 いつか(SOMEDAY)
14 夏の陽
15 MONDAY BLUE
16 CANDY
17 SILENT SCREAMER
18 HOT SHOT
19 CIRCUS TOWN
アンコール
20 THE THEME FROM BIG WAVE
21 LET’S DANCE BABY
22 ココナツ・ホリデイ
23 ポケット・ミュージック
24 SPARKLE
25 YOUR EYES
この記事を書いた遠田幹雄は中小企業診断士です
遠田幹雄は経営コンサルティング企業の株式会社ドモドモコーポレーション代表取締役。石川県かほく市に本社があり金沢市を中心とした北陸三県を主な活動エリアとする経営コンサルタントです。
小規模事業者や中小企業を対象として、経営戦略立案とその後の実行支援、商品開発、販路拡大、マーケティング、ブランド構築等に係る総合的なコンサルティング活動を展開しています。実際にはWEBマーケティングやIT系のご依頼が多いです。
民民での直接契約を中心としていますが、商工三団体などの支援機関が主催するセミナー講師を年間数十回担当したり、支援機関の専門家派遣や中小企業基盤整備機構の経営窓口相談に対応したりもしています。
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