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KAIsオンライン例会が4月9日(水)の夜に開催されました

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KAIsオンライン例会が4月9日(水)の夜に開催2025年4月9日(水)夜、KAIs(石川県中小企業診断士会AI研究会)では、ZOOMを使ったオンライン形式で定例会を開催しました。約15人のメンバーが参加し、AIの実践的な活用事例の共有や今後の取り組みについて活発な意見交換が行われました。

【KAIs定例会レポート】AI活用の最前線とこれからの活動について(2025年4月開催)

KAIsオンライン例会が4月9日(水)の夜に開催

会の進行と発表の構成

今回の定例会は、研究会の代表を務めるメンバーによって進行されました。前半では、研究会の創設メンバーの一人による30分の発表、後半にはもう一人のメンバーによるAIエージェント紹介がありました。
最後には、研究会の運営や今後のイベントに関する情報共有が行われるなど、内容の濃い会となりました。

創設メンバーによる発表:AI研究会の設立と自身のキャリア

講演では、研究会が2019年に立ち上げられた経緯について説明がありました。発表者は現在、北陸地方にある中小のシステム開発会社に勤務しながら、個人としても事業を展開している方です。大手企業への技術者派遣やプロジェクトマネジメントの経験を積んだ後、現在はAI技術を積極的に活用しながら多様な働き方を実践しています。

AIツールを活用した業務効率化の取り組み

この発表では、AIツールを使ってプログラミング作業を効率化する方法について、具体的な事例を交えて紹介されました。使用されているのは、AIアシスタントとしての自然言語モデルやコード補完ツールなどで、特にコードの品質向上と作業時間の短縮に大きな効果があったと報告されました。
複数の業務を掛け持ちしながらも、これらのツールの力を借りて生産性を維持するスタイルは、参加者からも高い関心を集めました。

実用デモ:AIエージェントによるデータ処理

続いては、もう一人のメンバーによるプチ発表として、AIエージェントの活用デモが行われました。MCPサーバーという仕組みを使い、ローカルのデータをAI(Claud3.7sonet)が解析し、CSVファイルとして出力するというもので、実用性の高い活用例として紹介されました。

今後の活動と参加呼びかけ

最後のセッションでは、研究会の今後の活動計画について共有がありました。

  • 次回の定例会は5月14日に予定されており、新たな発表者が登壇予定です。

  • 毎年恒例となっているシンポジウムの開催準備もスタートします。今年も「診断士の日」に合わせての開催を目指しており、実行委員の募集がゴールデンウィーク前後から始まる見込みです。

  • また、転居や転職により研究会から離れるメンバーの報告もあり、今後は必要に応じてゲスト参加される予定です。

KAIsでは、AI技術の実践的な活用をテーマに、今後も情報交換と学びの場を提供していきます。新しい技術に関心のある方や、現場での応用を考えている方は、ぜひ今後の定例会やシンポジウムにご注目ください。

KAIs 今後の予定

2025年もKAIsの活動がますます盛り上がりそうです。次回の定例会でお会いしましょう。今後の活動に乞うご期待です。

KAIsの過去の記事はこちらです

KAIs(ケーエーアイズ)
KAIs(ケーエーアイズ)は石川県中小企業診断士会のAI研究会の名称です。AI関連の情報を軸にしていますがAIだけでなくIT活用やDXなどにも幅を広げて情報交換や研究をしています。
■2024年度の例会予定(19~20時)
2024年 8/14, 9/11, 10/9, 11/13, 12/11
2025年 1/8, 2/12, 3/12, 4/9, 5/14, 6/11, 7/9
全て第2水曜日です