iPhone6にBluetoothキーボードをつけてみた。カバー代わりにもなるジャストサイズで重量も99グラムと軽い。iPhoneに取り付けると少しずっしりと感じるが、それでもiPhone本体とキーボードを合わせた重量は230グラム程度なので十分に手持ちで入力できる許容範囲である。
iPhone6とキーボードの接続はBluetoothなので簡単。キーボードの電源をONにして「wifi」のボタンを押すとiPhone側でキーボードを認識し、指定された数字を打ち込むとペアリング設定ができる。iPhoneとキーボードはスライドで開閉する機構になっている。さっそくキーボードを使ってみた。
Bluetoothキーボードを使ってみた感想は以下のとおり
- 設定は簡単だし価格も3000円未満なのでお買い得
- キーボード自体のアクションは悪くないし表示速度のレスポンスもいい
- 両手で持って両手の親指でキーを打つスタイルにぴったり
- スライド型なので持ち運びするさいはコンパクトになる
- 電源は内蔵バッテリーでUSB充電すれば36時間持つのでモバイラーにはありがたい
メリットが多いようだが、実際に利用してみるとイマイチな点があり、使い続けるにはいまひとつ魅力に欠けるキーボードだった。
デメリットとしては、
- 両手で持ったときに上部のiPhone本体が重さが気になり不安定
(両手親指でキーボードを打つときに安定しない) - キーボードの一番上の行(QWER…の行)に親指を持って行くとiPhoneの下部にぶつかり入力しにくい
- 入力したあとの変換やカーソル移動のためには、画面を頻繁にタップしなくてはならず、そのさい片手だと重量バランスが悪く持ちにくい
- 上記の理由から両手親指で打ち続けることが困難なので長文入力には向かない
- スライドして格納時の厚みが2センチくらいになってかばんに入れにくい
(iPhone6のみなら薄いので気にならないがキーボードがつくとかなり厚くなる)
などがある。
実は約20年前に使っていたHP200LXが両手親指で入力する方法だった。
ウィンドウズ普及前なのでHP200LXのOSはDOS。CPUは8MHz。内蔵メモリは2MBしかない。表示は英語のみ。脆弱な性能だが、これを改造すると通信できる日本語DOSマシンになった。
改造後の性能は、CPU倍速化で16MHz、メモリは内蔵32MBに増強、日本語化キットを利用し日本語化、仮名漢字変換はWX2。これで最強の通信マシンとなった。VZエディタでメールを打ち、オートパイロットのNIFPでパソコン通信を巡回。ロータス123で表計算も使用できた。単三電池2本で20時間使えたので、外部電源を気にする必要がなかった。今思えば最強のツワモノ通信マシン。PHSとの相性も抜群で元祖モバイラー必携のツールだった。
このHP200LXの使い方が気に入っていた。たしか300グラム近くあったと思うが、筐体がしっかりしていてキーボード部分の厚みが適切だったため両手でのホールド感がよく、重量はさほど気にならなかった。キーボードのキーとキーとの空間も適度だったため、間違ってとなりのキーを打つことも少なかった。このときのHP200LXの使用感覚より優るモバイル機器が20年後の今でもまだに手に入らない…。HP200LXは銘器だった。
せっかく購入したキーボードだが、結局はモバイルすることをやめた。
意外な利用法として、キーボードの調子が悪い事務所のノートパソコンの代替キーボードとして利用できることがわかった。PC側のBluetoothをONにするとすぐに接続でき、動作はスムーズである。そのさいiPhoneを格納するカバーの部分がじゃまなので、いっそはずしてしまうかと考えている。どうするかはもう少し様子をみてからにする。
▼キーボードのスペック
iPhone 6 4.7インチ ケース型キーボード バックライト機能付け 【iPhone6 専用 無線式 Bluetooth3.0 ワイヤレスキーボード iPhone6 ケース アクセサリー】(iphone6_case_keyboard1black)
▼動画
https://plus.google.com/u/0/photos/105589825193543741806/albums/6083294714368838177
この記事を書いた遠田幹雄は中小企業診断士です
遠田幹雄は経営コンサルティング企業の株式会社ドモドモコーポレーション代表取締役。石川県かほく市に本社があり金沢市を中心とした北陸三県を主な活動エリアとする経営コンサルタントです。
小規模事業者や中小企業を対象として、経営戦略立案とその後の実行支援、商品開発、販路拡大、マーケティング、ブランド構築等に係る総合的なコンサルティング活動を展開しています。実際にはWEBマーケティングやIT系のご依頼が多いです。
民民での直接契約を中心としていますが、商工三団体などの支援機関が主催するセミナー講師を年間数十回担当したり、支援機関の専門家派遣や中小企業基盤整備機構の経営窓口相談に対応したりもしています。
保有資格:中小企業診断士、情報処理技術者など
会社概要およびプロフィールは株式会社ドモドモコーポレーションの会社案内にて紹介していますので興味ある方はご覧ください。
お問い合わせは電話ではなくお問い合わせフォームからメールにておねがいします。新規の電話番号からの電話は受信しないことにしていますのでご了承ください。
【反応していただけると喜びます(笑)】
記事内容が役にたったとか共感したとかで、なにか反応をしたいという場合はTwitterやフェイスブックなどのSNSで反応いただけるとうれしいです。
遠田幹雄が利用しているSNSは以下のとおりです。
facebook https://www.facebook.com/tohdamikio
ツイッター https://twitter.com/tohdamikio
LINE https://lin.ee/igN7saM
チャットワーク https://www.chatwork.com/tohda
また、投げ銭システムも用意しましたのでお気持ちがあればクレジット決済などでもお支払いいただけます。
※投げ銭はデジタルコンテンツ購入という通販のしくみにしました。
※投げ銭は100円からOKです。シャレですので笑ってください(笑)