フェイスブックは中高年に最適なSNSであることが証明された。これはニールセンが1月27日に発表したSNS利用動向を見たときの最初の感想である。
まず、2014年はスマホの躍進が顕著になったことがわかる。昨年3月にスマホ利用者のほうがPC利用者より増加し、その後はその差が広がっている。今やスマホ利用者の92%がなんらかのSNSを使っているという。こうなるとスマホの所有目的は、電話(通話)よりもSNSのほうが主目的になりつつあるのかもしれない。
そして、利用しているSNSの種類も年代ごとに趣向が大きく違っていることがわかった。
総じて、若い層ほどSNS利用が顕著なことがわかる。LINEはとくにその傾向が強く、20代以下、30代、40代では1位になっている。
しかし、昨年の動向として特徴的なのは50代と60代ではないだろうか。利用SNSが50代と60代ではFacebook(フェイスブック)が1位になっている。しかも60代ではダントツの1位がフェイスブックで、なんと6割以上が利用しているのである。世代別の利用SNSの比率(利用率)という見方では「スマホでフェイスブックを最も使っているのは60歳代」といえるデータである。また、Google+の利用がもっとも多いのは50代だし、50歳代以上のSNS活用が顕著になったのが2014年ではないだろうか。
このSNS調査はニールセンのWEBサイトで公開されている。上記のグラフもhttp://www.netratings.co.jp/news_release/2015/01/Newsrelease20150127.htmlからの引用である。詳しくは原典のページを参照ください。
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