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スマホの検索結果で表示される自社サイトのスニペットに「スマホ対応」が表示されるかどうかをチェックしておこう

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スマホの検索結果に「スマホ対応」が表示されるかどうかスマホの検索結果に「スマホ対応」という文字が表示されてるだろうか?
Googleは2014年12月からスマートフォンの検索結果でスマートホン対応ができているWEBサイトには「スマホ対応」という文字を表示するようになった。スマホ対応できていないWEBサイトはなにも表示されずに従来どおりである。この変化には検索結果でもスマホを優先する姿勢が現れている。
この措置はこれから数年の過渡的なもの。いずれ、「スマホ対応」が当たり前になればこのような表示されなくなるだろう。
そしてそのときはスマホ対応されていないWEBサイトは「スマホ不適正」などという表示になり、そしてそのようなサイトは検索結果の順位が低下し、事実上検索結果から消えていくことになるのかもしれない。スマホ対応が遅れている企業は対応を急ごう。

「スマホ対応」が表示されるかどうかをチェック

▼スマホで「遠田jp」と検索した結果
スマホで「遠田jp」と検索した結果

スマホで「遠田jp」と検索した結果画面を見ると「スマホ対応」と表示されているサイトと表示されていないサイトがあることがわかる。

この「スマホ対応」の表示は2014年11月にGoogleが発表していたが、日本語では12月26日にこの設定が完了して表示されていることが「ウェブマスター向け公式ブログ」に書かれている。

この公式ブログには以下のことが明記されている。以下http://googlewebmastercentral-ja.blogspot.jp/2014/11/helping-users-find-mobile-friendly-pages.htmlより引用。

Googlebot によってクロールされ、以下の条件を満たしたページは、[スマホ対応] ラベルが適用される可能性があります。

  • 携帯端末では一般的でないソフトウェア(Flash など)を使用していないこと
  • ズームしなくても判読できるテキストを使用していること
  • ユーザーが横にスクロールしたりズームしたりする必要がないよう、コンテンツのサイズが画面のサイズと一致していること
  • 目的のリンクを簡単にタップできるよう、それぞれのリンクが十分に離れた状態で配置されていること

ページがモバイル フレンドリーの条件を満たしているかどうかを確認するには:

Google ではこのラベルを、モバイル ユーザーにさらに優れたモバイル ウェブ エクスペリエンスを提供するための第一歩と考えています。また、このモバイル フレンドリーの条件をランキング要素として使用することも実験中です。

CMS利用の場合はWordPressが推奨のようである。WordPressが評価されているのはスマホ表示に最適な「レスポンシブデザイン」の対応がいいからだろう。レスポンシブデザインとは可変幅でパソコンでもスマホでも最適な表示をするためのしくみである。まだレスポンシブ表示対応ができていないCMSを使っている場合は、早急にスマホ対応のCMSに移行しよう。

なお、自社のWEBサイトがスマホ対応しているかどうかを調べたいなら

モバイルフレンドリーテスト

モバイルフレンドリーテストを使えばWEBサイトのスマホ対応問題をチェックすることができる
スマホでの閲覧に問題がないかをチェックするツールがある。Googleウェブマスターツール内にある「モバイルフレンドリーテスト」である。モバイルフレンドリーテストを使えばスマホ対応の問題をチェックすることができる。 昨日のブログで紹介したスマホ表示問題があった「tohda.jp/blog」を「モバイルフレンドリーテスト」で分析実施してみた。具体的になにが問題で、どのように改善すればいいかを調べること...

でチェックしよう。