北陸新幹線開業は2015年3月14日。ちょうど一ヶ月後の4月14日に北陸新幹線に初乗車した。この一ヶ月は北陸新幹線が全国的にも話題になっていた。NHK朝ドラの「まれ」で石川県輪島市が舞台だったことから北陸人気も高まっている。北陸新幹線のグランクラスが飲み食べ放題で贅沢感があることや、意外に平日はガラガラだとかいう話題もある。 今日乗った北陸新幹線は「はくたか562号」は金沢駅発11:32東京行き。最速版「かがやき」と違い各駅停車だが東京まで直通で3時間弱で着く。
遠田が乗った7号車の乗車率は約5割といったところか。7号車は指定席車両で、3人並びのABCの座席、2人並びのCDの座席とも完全に空席になっている座席は見当たらなかった。
北陸新幹線に初乗車
全座席に電源コンセントがある北陸新幹線
北陸新幹線でなによりうれしいのが、全座席に100Vの電源がついていることだ。これまで、金沢から東京に行くときは、ほくほく線はくたかと上越新幹線を乗り継いで行ったが、いずれの車両にも電源は無かった。しかし、北陸新幹線にはグランクラス、グリーン席、指定席だけでなく、自由席も含め全座席に電源コンセントがある。
新幹線で全座席に電源コンセントがあるというのはとてもありがたい。実は新幹線の全座席に電源コンセントがあるというのはとてもめずらしいことだ。おそらく日本初。ニーズはとてもあったはずなのに、なぜこれまでなかったのか。その理由は電力不足だ。高速で走る新幹線は電力をかなり消費するので余剰の電力がなかったのである。「のぞみ」でも窓側だけしかないなど、新幹線の電源コンセントをどうやってゲットするかはビジネスマンにとって重要案件だった。
では北陸新幹線は、なぜ電力に余裕があったのか。その理由は最高速を落としたからである。最高速をそれほど高めなかったことで電力に余裕が生まれ、その分を乗客サービスとして全座席に電源コンセントの提供ということができたのである。
以下http://toyokeizai.net/articles/-/35034?page=3からの引用
ビジネスマンにとってうれしい特徴としては、E7/W7系にはすべての座席に電源コンセントが付いていることだろう。
2011年3月にデビューしたE5系の普通車両には窓側と最前列、最後列しかコンセントがついていない。全座席コンセント装備のニーズはその当時からあったはずだが、超えられない技術的な壁があったのだろうか。
この疑問に対しては、「E5系の場合は高速運転を行うため、電気容量的に全座席コンセントの実現が難しかった」と、同設計課の大橋良和課長は言う。つまり、E7/W7系はE5系ほど高速運転をしないので、すべての座席にコンセントを付けるだけの電気容量の余裕があったというわけだ。ここでも、高速運転の代わりに別の満足が得られている。
世界を見渡せば、鉄道の高速化競争は激しさを増すばかりだ。だが、時速300キロ運転ができない制約を逆手にとって快適さや美しさを追求したE7/W7系は、高速化競争の流れに一石を投じるかもしれない。
金沢から東京まで3時間弱、電源があると余裕をもってパソコンを使えるのがうれしい。
電源コンセントは、窓側席だと窓の下側にあり、通路側席だと前席の下部にある。3列席でもほぼ同様で、窓側席だと窓の下側で中央席と通路側席では前席の下部にある。
座席に記載してある注意書きを見ると、AC電源の周波数は60Hz2Aである。東京は50Hz地域で金沢は60Hz地域と周波数が違う地域をまたがって走行する北陸新幹線だが、座席で提供されるAC電源の周波数は60Hzに統一されているようだ。
日本海を見るならA席、立山を見るならE席がいい
北陸新幹線は日本海側を走る新幹線である。糸魚川あたりでは日本海が見える。夕暮れ時などは日本海に沈む夕陽が美しいことだろう。日本海を眺めたいなら3人席の窓側のA席がいい。また、富山県内を走行するさいは雄大な立山連峰が見える。立山を鑑賞したいならE席がいい。
北陸新幹線の駅
北陸新幹線のかがやきの停車駅は、金沢からだと富山、長野、大宮、上野、東京である。はくたかだと停車する駅が多い。
北陸新幹線の駅一覧
東京、上野、大宮、熊谷、本庄早稲田、高崎、安中榛名、軽井沢、佐久平、上田、長野、飯山、上越妙高、糸魚川、黒部宇奈月温泉、富山、新高岡、金沢
上記の駅のうち、はくたかでも停車しない駅がいくつかある。
金沢駅から北陸新幹線に乗車
平日の昼時だが、乗車時間10分前の金沢駅新幹線ホームへのエスカレーターはそれなりに混雑している。
はくたか発車数分前のホーム
富山県には、新高岡駅、富山駅、宇奈月温泉駅という3つの駅がある。上の写真は富山駅、下の写真は黒部宇奈月温泉駅。
この記事を書いた遠田幹雄は中小企業診断士です
遠田幹雄は経営コンサルティング企業の株式会社ドモドモコーポレーション代表取締役。石川県かほく市に本社があり金沢市を中心とした北陸三県を主な活動エリアとする経営コンサルタントです。
小規模事業者や中小企業を対象として、経営戦略立案とその後の実行支援、商品開発、販路拡大、マーケティング、ブランド構築等に係る総合的なコンサルティング活動を展開しています。実際にはWEBマーケティングやIT系のご依頼が多いです。
民民での直接契約を中心としていますが、商工三団体などの支援機関が主催するセミナー講師を年間数十回担当したり、支援機関の専門家派遣や中小企業基盤整備機構の経営窓口相談に対応したりもしています。
保有資格:中小企業診断士、情報処理技術者など
会社概要およびプロフィールは株式会社ドモドモコーポレーションの会社案内にて紹介していますので興味ある方はご覧ください。
お問い合わせは電話ではなくお問い合わせフォームからメールにておねがいします。新規の電話番号からの電話は受信しないことにしていますのでご了承ください。
【反応していただけると喜びます(笑)】
記事内容が役にたったとか共感したとかで、なにか反応をしたいという場合はTwitterやフェイスブックなどのSNSで反応いただけるとうれしいです。
遠田幹雄が利用しているSNSは以下のとおりです。
facebook https://www.facebook.com/tohdamikio
ツイッター https://twitter.com/tohdamikio
LINE https://lin.ee/igN7saM
チャットワーク https://www.chatwork.com/tohda
また、投げ銭システムも用意しましたのでお気持ちがあればクレジット決済などでもお支払いいただけます。
※投げ銭はデジタルコンテンツ購入という通販のしくみにしました。
※投げ銭は100円からOKです。シャレですので笑ってください(笑)