Windows10の予約が始まった。Windows7や8を利用したパソコンではタスクバーのウインドウズアイコンをクリックすると「Windows10を予約する」というメッセージが表示される。「コントロールパネル」から「システムとセキュリティ」で「Windows Update」をクリックすると「Windows10がまもなく登場」という表示がされ「予約」ボタンがついている。マイクロソフトのWEBサイトでもWindows10の予約を知らせる情報が表示されている。Windows10はこれまでのWindowsと同じように「販売」されるOSであるが、既存ユーザーは無料でアップグレードできる。しかも、Windows10にしてしまうとその後のアップデートはずっと無料のままである。
Windows10はマイクロソフト社が社運をかけるOSである
Windows 10がこれまでのWindowsと大きく違うのは以下の4点である。、
1.既存OSから無償アップグレード(海賊版までサポート)
2.PC以外のデバイスにも統一したOSを提供(アプリも統合)
3.IoT(アイオーティ/モノのインターネット)分野への積極的進出
4.IEを捨て新Webブラウザーを採用(音声アシスタントなど新技術の搭載)
劇的なくらい大きく変わるWindowsだけに、7→8→10と、9を飛ばして10を表明する。それだけマイクロソフト社にとっては大きな意味を持つOSがWindows10である。
予約をクリックすると手続きが開始される。現段階ではWindows10がインストールされるわけではなく、あくまで準備段階で、アップグレードが可能になるのは7月29日以降になるはずである。
手順が表示されていて、今は準備ができたらメールで連絡をもらうという設定にしておく。
Windows10へのアップグレードは慎重に
既存のパソコンで完全に新OSのWindows10が稼働する保証はない。今年1月に購入したばかりのWindows8.1proのパナソニックノートsx3でもいくつかの問題が指摘された。wifiがつかえないかもしれないというのは業務に支障がでる。アップグレードするかしないかは十分に注意しよう。
また、Windows10はこれまでのOSとはアップデートの概念も違うようである。毎月中旬に行われているWindows Updateは多くのユーザーが一度にアクセスするので更新が遅くなり、その間はパソコンが使えないなど業務の停滞などの弊害があった。今度のWindows10ではこの更新のしくみも変わるようである。
Windows Updateは「リング」という概念で提供されるようになる。現状のWindows 10 Insider Previewで既に「Fast」と「Slow」というリングが用意され、アップデートの頻度がコントロールされている。「Fast」であれば頻繁に最新のアップデートを受けれるが、「Slow」であればゆっくりと確実に更新されるイメージだ。
遠田は、デスクトップマシンではなくノートパソコンを中心に使用してきている。そのためパソコンに後から拡張機能を追加することは困難である。安定して仕事に使うのが目的なので、リスクを生じる追加機能の装着やOSのアップグレードは避けてきた。おそらく今回のWindows10へのアップグレードも見送ることにするだろう。
逆に、新マシンには興味がある。Windows10発表以降にでる新PCかタブレットを1台試してみるということはするかもしれない。
マイクロソフト社のWEBサイトでもWindows10予約を告知している。
【7月31日追記】
いよいよマイクロソフト社のWindows10を使える日がやってきた。2015年7月29日はWindows10無償アップグレードが開始される日である。
すでにWindows10のインストールが始まっている。「予約」をクリックしてあった方で準備ができた順に自動的にWindows10がダウンロードされインストールできる環境になっている。インストールを実行するとWindows10になる。ただしこのアップグレードには注意が必要だ。
この記事を書いた遠田幹雄は中小企業診断士です
遠田幹雄は経営コンサルティング企業の株式会社ドモドモコーポレーション代表取締役。石川県かほく市に本社があり金沢市を中心とした北陸三県を主な活動エリアとする経営コンサルタントです。
小規模事業者や中小企業を対象として、経営戦略立案とその後の実行支援、商品開発、販路拡大、マーケティング、ブランド構築等に係る総合的なコンサルティング活動を展開しています。実際にはWEBマーケティングやIT系のご依頼が多いです。
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