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七尾という地名は七つの尾根があった七尾城(城山)に由来していた

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七尾城山の展望台にいたちょうちょ七尾には2つの城跡がある。前田利家が築城した小丸山の城と、それ以前にあった七尾城(城山)である。七尾城は1500年代初期に畠山氏が築城し長く治めていたが、戦国時代に上杉謙信によって落城。その後は織田信長の勢力下になり、前田利家が入城したという経緯がある。
前田利家は七尾城入城後に小丸山城を築城したがその後ほどなく尾山(金沢)に戻っている。小丸山城は1616年に廃城となっているので実際の城としての期間は短い。このような歴史の中で、城山から七尾の地名が生まれた。

七尾という地名の由来

七尾城(城山)には7つの尾根があった

七尾城山の展望台にいたちょうちょ城山には7つの尾根があり、尾根にそって築城されていた。山全体の地形を利用した城だったのである。その由来から「七尾」という地名が定着したようである。

※これは、城山展望台の近くいたちょうちょの写真

城山展望台は7角形

城山展望台は七角形

城山は標高300メートルと高い位置にある。その城山よりさらに約100メートル高い位置に城山展望台がある。七尾の地名にちなんで、城山展望台は七角形になっている。

城山展望台から見える七尾湾に浮かぶ能登島

城山展望台から見える七尾湾に浮かぶ能登島。この日は薄曇りだったが晴れた日は壮大なパノラマが楽しめそうだ。

七尾城の本丸

七尾城の本丸にも登ってみた。

七尾城の本丸

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Google+のストーリーで一覧の写真をみることができる。

▼城山の入り口においてあったパンフの一部から引用した地図
城山の地図