通信SIMカードアイフォーン(iphone / ipod touch)

iPhoneの自動アップデートで大量の通信量が消費されるのでMVNO格安SIMを使う場合は要注意、モバイルデータ通信でONとOFFを制御する

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iPhoneのアップデートiPhoneなどスマホで格安SIM(MVNO)を使っている人の割合が全体の1割近くまで増えているそうだ。安くて早いというのはいいことだ。ただ、MVMOの弱点は月間(一日あたり)の通信量が制限されていることである。遠田がiPhone6に挿しているSIMはOCNモバイルONEの音声SIMで月額1600円(税別)で、一日の高速通信量は110MBまで。残った分は翌日に加算されるしくみになっている。通信上限に達すると下り200Kbpsという低速通信しかできなくなってしまうが、ビジネスやプライベートでは十分な量である。しかし、思わぬ大量の通信浪費をしてしまうことで低速になってしまうことがある。盲点なのは「APPStore」の自動アップデートである。

iPhoneに登録したアプリは、更新があると自動でアップデートする。アップデートのためにはインターネット通信を行うが、その際のファイルがかなり大きいアプリも多い。

以下は本日アップデートしたファイルとサイズである。

iosアップデートのファイルサイズ

8月13日の分を見てみると、Twitterが58MB、エクセルが306MB、ワードが326MB、パワーポイントが286MBと合計で976MBと約1GBもある。このファイルサイズ分は確実に通信データ量を消費する。SIM通信でこの処理を行うとすぐに通信上限に達してしまう。

この処理はSIMの回線を使うわないほうがいい。アプリのアップデートは急ぐ処理でもないので、wifi接続できる環境でのみアップデートすればよい。

使用アプリのSIM通信を許可するかどうかは「モバイルデータ通信」でコントロールできる。モバイルデータ通信をONにするとSIMで通信するが、OFFにするとwifi接続時しか通信しなくなる。

▼以下はモバイルデータ通信の設定例

使用アプリのSIM通信を許可するかどうか

不要不急のものはモバイルデータ通信をOFFにするのがおすすめである。なお、上記の画像では丸の位置が右にあるとONで、左にあるとOFFである。OFFのときは白っぽくなっているので視覚的にもわかりやすいはずだ。