北陸三国志ネット交流会というゆるいつながりのネット勉強会がある。北陸三県（富山県、石川県、福井県）の有志が集まり相互に見学会や意見交換会を不定期に開いている。今回は富山県側が幹事さんということで、富山市呉羽で勉強会と見学会を開催した。
対象となった事例は、富山市で造園業を営む大井仙樹園さんで、楽天でe-花屋さんというネットショプを運営している。ネットショップe-花屋さん店長の古永さん自らの事例発表で約２時間、その後実店舗のほうに移動し見学を約１時間とたっぷり学ばせてもらった。
北陸三国志ネット交流会
ネットショップe-花屋さん店長の古永さんがキーマンです
ネットショップでは写真の訴求力が重要である。とくに観葉植物はインテリアのひとつなので、おしゃれな室内空間での撮影をどうするかが課題になる。eｰお花屋さんでは写真撮影専用のスタジオがあった。もともとは社員寮の一室だったが今は使われていない部屋の内装を改装しアンティーク家具やカーテンを入れ写真撮影の品質を高めるという努力をしている。
店長の古永さんによると、「日本一親切なネットショップ」をめざして親切な対応にはかなり気配りをしていることがわかった。
ここでは具体的に紹介できないが、メール対応や商品送付のさいの手書きの文章には単なるテンプレートを使わず、お客様一人ひとりへの個別対応をきちんとしようという意思がありありと感じられた。
売上が上がってくるとルーチンワークの膨大さに、日常作業をついつい手を抜いてしまいそうなことだが、接客品質レベルを一定に保つ努力と情熱には本当に感心した。
大井仙樹園さんの店舗の前で記念撮影
今回の富山見学会への参加者は約30名、大井仙樹園さんの店舗の前で記念撮影をした。
今回は、なんと長野県からも参加があり４県での交流となり、じわじわとこの会（北陸三国志ネット交流会）の活動が広がっているのがうれしい。このあと、海沿いのキャンプ場に移動して懇親会である。
この勉強会と見学会ではたくさんの気づきと感動を得た。ありがとう。
e-花屋さん（楽天ショップ）
e-花屋さん（楽天ショップ）http://www.rakuten.ne.jp/gold/e-8783/
楽天ショップの右上にはポリシーとなる「日本一親切なお店を目指しています」と書かれている。お客様対応やお客様からの総合評価では楽天内の４万店を超えるネットショップの中でも最高レベルの評価を得ているのがすばらしい。
この記事を書いた遠田幹雄は中小企業診断士です
遠田幹雄は経営コンサルティング企業の株式会社ドモドモコーポレーション代表取締役。石川県かほく市に本社があり金沢市を中心とした北陸三県を主な活動エリアとする経営コンサルタントです。
小規模事業者や中小企業を対象として、経営戦略立案とその後の実行支援、商品開発、販路拡大、マーケティング、ブランド構築等に係る総合的なコンサルティング活動を展開しています。実際にはWEBマーケティングやIT系のご依頼が多いです。
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