能登は世界農業遺産に指定されている。印象的なのは輪島白米の千枚田だろう。白米の千枚田は元首相の小泉純一郎氏が「絶景だ、感動した」と思わず叫んだという逸話があるくらい美しい。
しかし白米の千枚田は文化の象徴であり、下世話な言い方をすれば観光スポットであって、農業生産の役割を担うものではない。真の意味での棚田は、地域の文化に溶け込み美しい景観ととともに農業生産の基盤になっているものだ。棚田は平地に比べると不利な耕作条件なので担い手がどんどんいなくなっている。棚田は昼夜の気温差が大きいことや飲用に使うような美しい湧き水を田んぼに使うことができるなど、おいしいお米ができる要素が揃っている。奥能登は農地のほとんどが中山間地で、このような棚田が多数ある。
奥能登の棚田保全の活動の一環として「能登棚田米」という取り組みが始まっている。奥能登地区の中山間地で、有機質肥料を中心にした特別栽培米で一定の条件をクリアしたコシヒカリを「能登棚田米」というブランドで販売するようになった。良食味かつ手頃な購入価格ということで昨年は早々と全量が売り切れになっているという。今年も作付面積が増え200トンの出荷が予定されているが人気が予想されている。
その奥能登の棚田でできた「能登棚田米」で炊いたごはんがメインのお弁当が「あぜ弁」である。ごはんがしっかりおいしい。そしておかずは唐揚げなどの揚げ物がなくヘルシーだ。
輪島の白米千枚田の売店で販売されているとのことだ。20個以上まとまればオーダーもできるということだ。
あぜべんのフライヤー
輪島市門前町椎木集落の小山地区集会所の前から見える棚田風景。この美しい景観を守ろために消費者としてできることは「買い支える」ということだ。なにを買うかは消費者の投票行動である。能登棚田米を見かけたら一度は購入してみてほしい。
この記事を書いた遠田幹雄は中小企業診断士です
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