甘酒は酒ではない。「酒」という文字があるので紛らわしいが甘酒はアルコール分1%未満の清涼飲料水である。原料は基本的に米と糀。だから清酒を作る原料とほぼ同じ。(清酒の場合は米と糀と酵母を入れるが、甘酒には酵母は入れない。酵母を入れるとブドウ糖を酵母が分解してアルコールが作られる)
なぜ甘酒に「酒」の文字が入るのかを調べてみると諸説あるが「造り酒屋が清酒造りの傍らに作っていたから」というのが理由らしい。
甘酒には砂糖が入っていない。昔から甘酒は甘味料だったが、その甘みは砂糖ではない。甘酒の甘みはお米のデンプンを糀が分解してできたブドウ糖である。ブドウ糖といえば点滴にも使われるため、甘酒のことを「飲む点滴」という。赤ちゃんの離乳食にも適しているといわれている。甘酒は自然の甘みで栄養価も高い健康食品なのである。
玄米甘酒なら原料の米は無農薬の玄米がいい
甘酒を豆乳で割って飲むととてもおいしい。自分が知っている甘酒のおいしい飲み方は豆乳と甘酒を半々(豆乳1対甘酒1)に割った豆乳甘酒ドリンクである。
甘酒は発酵食品人気で、いまや多数のアイテム数になっている。メジャーなところでは、清酒大関や森永などからも甘酒が販売されている。玄米甘酒というジャンルも確立されているようだ。しかし、玄米を原料にするとなると残留農薬が心配。玄米甘酒なら原料の米が無農薬のものがいいが、そのように明確に表記されているものは見当たらなかった。また、玄米を原料にするためか、雑味というか変な味を感じるような玄米甘酒もある。
玄米甘酒なら無農薬のお米が原料だと安心
そんななか、農家のばんばさんが玄米甘酒を作った。ばんばさんは日本農業大賞を受賞している米作り農家で、品質の高い無農薬や自然栽培のお米も生産している。玄米甘酒は、無農薬コシヒカリの玄米を原料としている。生産者の顔が見えると、ほっとする。この玄米甘酒は、えぐみがなく自然な味わいで、濃厚な甘みが印象的。
やはり豆乳で割って飲むのがおいしいが、玄米甘酒が濃厚なので、豆乳2対玄米甘酒1くらいの比率のほうがバランスがいい。ちょっと疲れて甘いモノがほしくなったら、チョコレートや駄菓子よりも玄米甘酒を飲んだほうが健康にもよさそうだ。玄米甘酒を原液のまま飲んだらなんだかすぐに元気になった。
なお、甘酒の作り方には2種類あるそうだ。上記の例は米と糀で作る方法だ。もう一つは清酒の酒粕と砂糖で作る方法。
酒粕と砂糖で作る甘酒には少なからずアルコールが残っていそうだし砂糖を使っていることもありあまり飲みたくはない。しかし、安く作れることから酒粕+砂糖の甘酒も出回っているようだ。注意が必要である。
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遠田幹雄は経営コンサルティング企業の株式会社ドモドモコーポレーション代表取締役。石川県かほく市に本社があり金沢市を中心とした北陸三県を主な活動エリアとする経営コンサルタントです。
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