アイフォーン(iphone / ipod touch)

64GBのiPhoneは多数の写真撮影で空き容量が不足してきた、パソコンと接続し約1万点の写真を一括削除したら空き容量が約25GB回復した

この記事は約3分で読めます。

iphone空き容量が不足iPhoneの空き容量が不足してきた。2014年9月に使い始めたときはたしか40GB以上の十分な容量があったはずだ。それが、現在の空き容量は1.82GBにまで減少していた。このままではまずいので空き容量を増やさなければならない。
なにがこれほどの容量を消費しているかというと、実はほとんどが写真である。これまで月に約1000点ペースで撮影しているので合計15000点くらいの写真がある。写真1点は平均2MB程度なので、単純計算で15000×2MB=30GB程度の容量を消費していることになる。そこで、古い方から1万点程度の写真をiPhoneからパソコンにバックアップコピーをしてから削除することとした。

パソコンと接続してiPhoneの写真を一括削除する方法

iPhoneの写真を削除する方法は、削除したい写真をひとつひとつタップで選択し削除していくのが基本である。しかし、この方法だと1万点もの写真を削除するには気が遠くなるくらい時間がかかる。そこで、iPhoneとパソコンをライトニングケーブルで接続し、パソコン側からの操作で写真を削除する。

iphonephotodel.jpg

iPhoneをパソコンに接続するとパソコン側ではストレージとして外部HDDのように表示される。クリックしてフォルダを開くと「DCIM」というフォルダがあり、この中に写真が入っている。開いてみると「100APPLE」「101APPLE」「102APPLE」というようなフォルダにわけられている。パソコンにコピーするときはこのフォルダごとコピーすればバックアップになる。

112applefolder.jpg

さて、バックアップコピーが終わったので次は削除である。フォルダごとにまとめて削除できればラクなのだがそれはできない。以下のようにフォルダをまとめて選択し「削除」を実施してもエラーとなる。

forudagotoikkatusakujyo.jpg

上記のような操作はエラーとなり、下記のような表示になる。

iphonephotodellerror.jpg

フォルダまとめて削除はロックがかかっていて無理なようだ。そこで、フォルダを開き中の写真をすべて選択して削除する。

まず「100APPLE」から処理する。「100APPLE」を開くと「IMG_0001.png」から始まる約1000点の写真が入っていることがわかる。iPhoneは写真1000点ごとにフォルダを作成し、写真には自動的に連番のファイル名をつけている。写真を1点選択し「Ctrl+A」で全選択になるので「削除」をクリックする。

iphonedellhouhou.jpg

1000点の写真を一括削除するのに約3分。上記の画面では「およそ5分30秒」と表示されているが、実際にはもう少し早く処理できているようだ。

「100APPLE」内の作業を完了したら、次は「101APPLE」を同様に処理する。この手順で「110APPLE」までを処理すれば約1万点の写真を削除したことになる。

約25GBの空き容量ができた

作業終了後の空き容量は26.6GBになった。写真1万点の削除で約25GBの空き容量ができたことになる。これで当面はiPhoneの空き容量の心配をしなくてすみそうである。