昨年、株式会社ドモドモコーポレーションの公式企業サイト「dm2.co.jp」を常時SSLにした。今月になって当社PRサイト「domo-domo.com」も常時SSL化した。そして今週から、遠田幹雄公式ブログ「tohdamikio.com」も常時SSLになった。これで当社を代表する3つのドメインが常時SSL化された。他にも複数のドメインはあるが、当面SSL運用すべきと考えられる3つの主要ドメインが常時SSL化できたので、これでしばらく様子をみることとする。
ヤフーが全サービスを常時SSL化することを発表してから、常時SSL化の流れは勢いを増しているように見える。企業の公式サイトや代表するサイトはhttpsから始まる常時SSLにすることが求められているのではないだろうか。
常時SSL化するもっとも大きな理由はセキュリティである。では、誰のためのセキュリティかというと、自社企業のためというよりも、WEBサイトを閲覧してくれるユーザーのセキュリティを強化するためというほうが比重が重い。
ヤフーが常時SSL化した理由のひとつに、暗号化されていない公衆wifi通信を使うユーザーのセキュリティを守るという項目がある。
以下http://docs.yahoo.co.jp/info/aossl/より引用
近年、スマートフォンやタブレットの普及、公衆無線LAN(Wi-Fi)スポットの拡大により、屋外で手軽にインターネットサービスを利用できるようになりました。しかし、公衆無線LAN を利用した通信は送受信中のデータを第三者に覗き見されるリスクが高いため、常にデータを暗号化した上で送受信する常時SSLが必要になってきています。
常時SSL化されると、WEBサイトを閲覧するさいの通信データは暗号化される。だから、通信経路上のデータをのぞき見されたとしてもユーザーのセキュリティは確保される。
WEBサイトは誰のためにあるのか、という根源的な問題になるが、ユーザーのための情報発信という考えが根底にあるならば常時SSL化は必然ではないだろうか。
この記事を書いた遠田幹雄は中小企業診断士です
遠田幹雄は経営コンサルティング企業の株式会社ドモドモコーポレーション代表取締役。石川県かほく市に本社があり金沢市を中心とした北陸三県を主な活動エリアとする経営コンサルタントです。
小規模事業者や中小企業を対象として、経営戦略立案とその後の実行支援、商品開発、販路拡大、マーケティング、ブランド構築等に係る総合的なコンサルティング活動を展開しています。実際にはWEBマーケティングやIT系のご依頼が多いです。
民民での直接契約を中心としていますが、商工三団体などの支援機関が主催するセミナー講師を年間数十回担当したり、支援機関の専門家派遣や中小企業基盤整備機構の経営窓口相談に対応したりもしています。
保有資格:中小企業診断士、情報処理技術者など
会社概要およびプロフィールは株式会社ドモドモコーポレーションの会社案内にて紹介していますので興味ある方はご覧ください。
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