ムーバブルタイプ(MovableType)

MovableTypeの最新版は6.3.2になっていた、ライセンス登録が済んでいる場合は最新版をダウンロードできる

この記事は約6分で読めます。

mt632.jpg当サイトでは「MovableType6」を利用している。いまやブログのCMSの代表格は「WordPress」になってしまったが、かつては「MovableType」が主役だった。そんな背景もあり、長年使用しているブログCMSは今でもMovableTypeで構築されている場合もある。とくに企業や公共機関でMovableTypeの利用が多かったので今でも利用し続けているという例が多い。
さて、MovableTypeはWordPressと違い有料なのでライセンスが必要である。以前ソフトウエア版を購入していたのであれば最新版をダウンロードすることができる。現在利用している当サイトのバージョンは6.2.2だった。現在の最新バージョンは6.3.2になっている。そこで、最新バージョンのMovableTypeをダウンロードした。

▼MovableTypeの紹介
https://www.sixapart.jp/movabletype/
MovableTypeは有料だが、個人の非商用利用の場合は無償ライセンス登録ができ無料使用が可能である。
https://www.sixapart.jp/movabletype/license/#license-personal

▼MovableTypeの商品紹介と購入
http://www.ecbuyers.com/sixapart/catalog/
クラウド版とソフトウエア版があるが、買い切りのソフトウェア版が便利。MovableType6のソフトウェア版は9万円+消費税になっている。

▼購入済みライセンス一覧画面
mtLicenceList.jpg

なお、上記のライセンス一覧のURLはhttps://mtuser.sixapart.jp/Form/Licence/UserLicenceList.aspxで、この画面はログインしないと見ることができない。シックス・アパート ユーザーID(SAID)とPWが必要である。

MovableTypeのサポート期限はいつまでか?
以下https://www.movabletype.jp/life_cycle_policy.htmlより引用

Movable Type のプロダクト・ライフサイクルポリシーについて

シックス・アパート株式会社は、Movable Type への最新の脅威に対抗し、脆弱点を保護し、お客様に常に最適な状態で安心してお使いいただくため「プロダクト・ライフサイクルポリシー」を制定して、各製品のバージョン毎に販売期間および標準メンテナンス期間を明確に取り決めています。本ポリシーを Movable Type の計画的なバージョンアップを行うための参考情報としてお役立ていただくとともに、お客様システムのプロダクト・ライフサイクルに盛り込んでいただくようお願いいたします。

プロダクト・ライフサイクルのマイルストーン
Product Life Cycle Milestones.png

<GA (General Availability): 正式版リリース日>

GA ~ EOS の間は、バグフィックスリリース(0.0x)とセキュリティリリースが行われ、シックス・アパートのテクニカルサポートが受けられます。

<EOS (End of Sales): 製品販売終了日>

EOS とは、製品の販売を終了するタイミングを指します。EOS は、新たなメジャー(x.0) や フィーチャー(0.x) リリースが正式リリース(GA)を迎えたタイミングで発生します。EOS を過ぎると、そのバージョンの製品を購入することはできません。EOM までは、バグフィックスリリース(0.0x)とセキュリティリリースが行われ、シックス・アパートのテクニカルサポートが受けられます。

<EOM (End of Maintenance): メンテナンス終了日>

EOM とは、シックス・アパートがその製品へのメンテナンスを終了するタイミングを指します。EOM は、EOS から起算して12ヶ月後に行われます。ただし、EOM を過ぎた後も、EOL を迎えるまでは、セキュリティに重大な影響を及ぼすと考えられるクリティカルなバグ発生時において、シックス・アパートの判断においてセキュリティパッチを提供します。この期間のことをセキュリティメンテナンス期間と定めます。製品を継続利用いただくことは可能ですが、基本的なメンテナンスは EOM のタイミングで終了し、シックス・アパートのテクニカルサポートも受けられません。なお、セキュリティメンテナンスの対象となるのは、各フィーチャーリリースの最終バージョンのみで、その他のバージョンは EOL になります。新規にテクニカルサポートを受けたい場合には、現行バージョンにアップグレードする必要があります。

<EOL (End of Life): 製品ライフサイクル終了日>

EOL とは、メンテナンス、バグフィックス、機能追加、セキュリティパッチ等の全ての対策が終了になるタイミングを指します。サードパーティー保守を受けられる可能性はありますが、シックス・アパートのテクニカルサポートは受けることができません。

製品を継続利用いただくことは可能ですが、セキュリティリスクを残したままでの利用になりますので、EOL前に現行バージョンにアップグレードすることを強く推奨します。

バージョン/サポートフェーズマトリクス

バージョン GA EOS EOM EOL
MT 4.2x 2008/8/14 2009/11/26 2010/11/26 2011/11/26
MTE 4.2x 2009/7/29 2010/5/12 2011/5/12 2012/5/12
MT 5.0x 2009/11/26 2011/5/25 2012/5/25 2013/5/25
MTA 5.0x 2010/5/12 2011/5/25 2012/5/25 2013/5/25
MT 5.1x 2011/5/25 2012/9/26 2013/9/26 2014/9/26
MTA 5.1x 2011/5/25 2012/12/5 2013/12/5 2014/12/5
MT 5.2.x 2012/9/26 2013/9/30 2014/9/30 2015/9/30
MTA 5.2.x 2012/12/5 2014/1/15 2015/1/15 2016/1/15
MT 6.0.x 2013/10/17 2015/2/12 2016/2/12 2017/2/12
MTA 6.0.x 2014/1/15 2015/2/12 2016/2/12 2017/2/12
MT 6.1.x 2015/2/12 2015/10/8 2016/10/8 2017/10/8
MTA 6.1.x 2015/2/12 2015/10/8 2016/10/8 2017/10/8
MT 6.2.x 2015/10/8 2016/8/24 2017/8/24 2018/8/24
MTA 6.2.x 2015/10/8 2016/8/24 2017/8/24 2018/8/24
MT 6.3.x 2016/8/24
MTA 6.3.x 2016/8/24

このマトリクスは、各 Movable Type のバージョンにおける、それぞれの GA, EOS, EOM, EOL のタイミングを表しています。