検索エンジン離れが進んでいるようだ。種々のメディアで同様な情報が流れてくるが、数値でその実態を示しているデータはあまり見当たらなかった。そこで、Googleトレンドで「Google」と「Yahoo」を検索してみたところ、1年前に比べていずれも約2割程度減少していることがわかった。Googleトレンドでわかることは、そのキーワードをGoogleで検索する回数(頻度)であり、いわゆる検索ボリュームにあたる。そのキーワードでの検索順位が1位だとしても、検索ボリュームが減少すればアクセスは減少することになる。
▼Googleトレンドで「Yahoo」と「Google」を検索した結果
上記の画像は、いずれも日本国内にしぼって調べた結果である。「Yahoo」と「Google」の検索ボリュームが減少しているという傾向がグラフからも読み取れる。
このことは人々が検索エンジンを使わなくなってきたという「検索離れ」を示しているデータということができないだろうか。
ここ数年は、パソコンからスマホへと、WEBサイトへのアクセスする端末が変化してきている。人々は、パソコンよりもスマホでWEBサイトに接触しているほうが回数も多く時間も長い。
そして、スマホを使う人々は、検索をあまり使わず、アプリを多用する。正確にいうと検索アプリを使う頻度が減少し、他のアプリを使う時間や回数が増えているということだろう。
買い物をするときは楽天やアマゾンのアプリを使い、知人とのコミュニュケーションにはSNSのアプリを使い、家族や親しい知人とのやりとりにはLINEなどのメッセージアプリを使い、ニュースを見るときもアプリだ。検索エンジンのアプリを使うことが減少しているのではないだろうか。
このようなライフスタイルのユーザーとの接触機会を増やしたいのならば、スマホでのSEOばかりやっていても効果が薄くなっていく。集客を考えるうえでもネットビジネスの大きな転換点に来ているようだ。
もしも、自社のWEBサイトの検索エンジン対策が順調に展開していたとしても、1年前に比べて検索エンジンからの集客が2割程度のアクセス減少があった場合は、このような外部要因が原因かもしれない。
この記事を書いた遠田幹雄は中小企業診断士です
遠田幹雄は経営コンサルティング企業の株式会社ドモドモコーポレーション代表取締役。石川県かほく市に本社があり金沢市を中心とした北陸三県を主な活動エリアとする経営コンサルタントです。
小規模事業者や中小企業を対象として、経営戦略立案とその後の実行支援、商品開発、販路拡大、マーケティング、ブランド構築等に係る総合的なコンサルティング活動を展開しています。実際にはWEBマーケティングやIT系のご依頼が多いです。
民民での直接契約を中心としていますが、商工三団体などの支援機関が主催するセミナー講師を年間数十回担当したり、支援機関の専門家派遣や中小企業基盤整備機構の経営窓口相談に対応したりもしています。
保有資格:中小企業診断士、情報処理技術者など
会社概要およびプロフィールは株式会社ドモドモコーポレーションの会社案内にて紹介していますので興味ある方はご覧ください。
お問い合わせは電話ではなくお問い合わせフォームからメールにておねがいします。新規の電話番号からの電話は受信しないことにしていますのでご了承ください。
【反応していただけると喜びます(笑)】
記事内容が役にたったとか共感したとかで、なにか反応をしたいという場合はTwitterやフェイスブックなどのSNSで反応いただけるとうれしいです。
遠田幹雄が利用しているSNSは以下のとおりです。
facebook https://www.facebook.com/tohdamikio
ツイッター https://twitter.com/tohdamikio
LINE https://lin.ee/igN7saM
チャットワーク https://www.chatwork.com/tohda
また、投げ銭システムも用意しましたのでお気持ちがあればクレジット決済などでもお支払いいただけます。
※投げ銭はデジタルコンテンツ購入という通販のしくみにしました。
※投げ銭は100円からOKです。シャレですので笑ってください(笑)