WEBショップを取り巻く環境が大きく変化している。とくにショッピングモールに出店しているWEBショップには苦難の時代になった。楽天やヤフーショッピングに出店していてもその恩恵が減少しているような気がする。メルマガが効きにくくなった。共同購入の効果も薄れた。アフィリエイトも今ひとつ。モール内が得意とするメールマーケティングの有効性が今は薄れている。
むしろ、独自ドメインでの戦い方に分が出てきたようだ。
検索エンジン対策をしっかりやって、独自戦略を強めれば、独自ドメインのWEBショップは強みが生きる。
勝負は今年(2006年)の夏、と見た。
来年、ウィンドウズのOSが変わり、検索エンジンも構造が変わるだろう。
そうなる前(つまり今年中)に、好位置を確保しておきたいものだ。
なお、マインドマップの記事はhttp://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20098932,00.htm?ref=rssを参考にしています。
※出典:3月18日に開催された2006年3月定例会/「ベストECショップ大賞2006」授賞式において、理事長の平山泰朗氏による「独自ドメインの戦い方」特別講演
▼独自ドメインのメリットデメリットの部分を引用
一方の「独自ドメイン」のメリットは、顧客をモールに依存せずに囲い込めるところにある。(1)顧客データが集まるため、パンフレットの郵送や実店舗の活用が可能、(2)ターゲットが広い。URLが自由で、検索エンジンにひっかかる、(3)従量課金がない、(4)定期販売が可能、(5)独自販促がやりやすい、(6)システム、デザインの自由度が高い、(7)テレビ露出の場合、独自ドメインでないと駄目なことがあるーーと説明する。
デメリットとしては、(1)初期費用がかかる、(2)ノンブランド商品が売りにくい、(3)運営に技術、知識が必要、(4)情報の流通量が少ない、(5)ひと気の演出が非常に難しい??としている。そのため、とくに「独自ドメイン」では扱う「商材」が重要だとした。
この記事を書いた遠田幹雄は中小企業診断士です
遠田幹雄は経営コンサルティング企業の株式会社ドモドモコーポレーション代表取締役。石川県かほく市に本社があり金沢市を中心とした北陸三県を主な活動エリアとする経営コンサルタントです。
小規模事業者や中小企業を対象として、経営戦略立案とその後の実行支援、商品開発、販路拡大、マーケティング、ブランド構築等に係る総合的なコンサルティング活動を展開しています。実際にはWEBマーケティングやIT系のご依頼が多いです。
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