「指紋がネットで狙われている!手の画像は悪用恐れ…国立情報学研が新技術の実用化目指す」というNEWS記事があった。最近のスマホの普及で、SNSなどにプライベートな写真が多数表示されるようになった。なかにはVサインしたり、手相を出したり、指紋がわかるくらいの手の写真がアップされていたりする。スマホの写真撮影精度が高くなっており、高詳細画像であれば指紋が取得できるようである。ネット上の手の写真から指紋を採取し犯罪に使われた事例も出ているようだ。うかつにVサインなど指紋が見える写真をSNSにアップするのは控えたほうがよさそうだ。
産経ニュースの記事より引用 http://www.sankei.com/affairs/news/170109/afr1701090001-n1.html
指紋認証は、スマホでも使われるようになり一般化している。パソコンや金融機関の端末、マンションのドアロックなど幅広く使われるようになっている。一度、指紋情報が漏洩してしまうと、指紋は生涯変えることができないのでたいへんに困った問題になる。
このような環境変化で、レンタル写真サービスなどでモデルのVサイン写真などのセキュリティはどうなのだろう?
一例として「http://www.photo-ac.com/」という無料素材ダウンロードサイトでVサインの写真を検索したところ、多数の写真がヒットした。以下の3点はほんの一例だ。
上記の女性の写真の例で、ダウンロードしようとすると写真サイズが選択できる。
smallサイズだと左右640ピクセルでWEB等で使うには十分なサイズだ。(このページで使用しているのは左右640ピクセルのものである) さすがにこのサイズでは指紋情報までは取得は困難だろう。
しかし、largeサイズとなると左右サイズが7360ピクセルと巨大であり、場合によっては指紋情報が取得できるかもしれない。
モデルさんのセキュリティの将来を考えるとちょっと心配になる。問題がなければよいが、場合によっては指紋情報が取得できないように写真加工するなどの対策が必要ではないだろうか。杞憂であればよいが気になったので記事にしておく。
いずれにしても、指紋情報が漏洩するかもしれない手の画像はネットには掲載しないこと。過去にさかのぼってでも調べて削除しておいたほうがよさそうである。
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遠田幹雄は経営コンサルティング企業の株式会社ドモドモコーポレーション代表取締役。石川県かほく市に本社があり金沢市を中心とした北陸三県を主な活動エリアとする経営コンサルタントです。
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