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モンドセレクション最高金賞受賞!というキャッチコピーに消費者が魅力を感じるのはいつまでだろうか?

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monde-selection.jpgモンドセレクション特別金賞受賞!というキャッチコピーをみると、その商品がとてもすばらしく感じてしまう消費者が多いようだ。モンドセレクション受賞という表示を商品ラベルやポップなどにつけて販促すると売上が3倍以上になったという事例がいくつも紹介されている。消費者として、初めて見た商品は認知されていないだけに不安だが、「○○受賞」という表示があると安心する要素になるのは確かである。
しかし、モンドセレクションというのはコンクールでの受賞というより、一定水準を満たしているという「認証」のようなものである。ベルギーで認証しているが、審査料さえ払えば審査してもらえる。

モンドセレクションはベルギーの認証

本家のベルギーではモンドセレクションの知名度が低い

一説によるとモンドセレクションに申請した日本の食品は約8割が「受賞」しているそうだ。また申請企業の約半分が日本からで、ベルギー国内およびEUではモンドセレクション自体の認知度は低いという。

もちろん、各社がモンドセレクションに申請するのは自由である。しかし、消費者がそのことに見向きもしなくなったら、どうだろう。どの企業もモンドセレクションには申請しなくなるだろう。

日本では有名なモンドセレクション

モンドセレクション受賞を促進するマーケティング手法は、情報の非対称性と日本人が海外ブランドや権威に弱いという弱点をついた期間限定のものだろう。

今はまだ「モンドセレクション受賞」というキャッチコピーは有効のようだ。

日本の消費者は賢い。いずれ、モンドセレクションの意味が浸透し理解するはずだ。そうなれば、モンドセレクション受賞というブランドは効かなくなるのではないかと推測する。むしろ、モンドセレクション受賞をうたう商品にあざとさを感じる消費者も増えていくかもしれない。

モンドセレクション受賞は消費者にひびくのか

これからモンドセレクションに申請しようという食品企業には、あまりそのことに賛成しないようにしている。

monde-selection-google.jpg

Googleの画像検索で「モンドセレクション」と検索すると多数の商品や認証画像が表示される。

モンドセレクションについての関連記事は以下のとおり

モンドセレクション
http://www.monde-selection.com/jp/

モンドセレクションの取得費用と効果はいかに?
http://ameblo.jp/marketing-report/entry-11328312152.html

モンドセレクションって本当に価値がある?日本人が知らないモンドセレクションの意味
http://karakuchi-info.net/life/manner/mondmeans/

え、そうだったの!?モンドセレクションの衝撃真実
https://matome.naver.jp/odai/2134641432820897701

お金を払えば80%以上受賞できた!?日本企業がこぞって取りたがるモンドセレクションとは
https://matome.naver.jp/odai/2136084010215988101

どの情報を信じるかはアナタ次第。